アンコール・ワットを賢く楽しむ!チケット購入方法や服装・穴場スポットなどをこっそり教えちゃうぞ。

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長年の夢だったアンコール・ワットに行ってきました!時空を越えて、密林の中にひっそりと佇むその姿は、ただただ感動するばかりでした。

とはいうものの、さすがに観光客の数は多く、スマートに見学するにはコツが必要なのも事実です。そこで今回は、アンコール・ワットを思いっきり楽しむためのポイントを読者の皆さんだけにお教えしちゃいますね。(ポイントは記事の最後にまとめてあります。)

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トゥクトゥクを丸一日チャーターしました。アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プロームなどの有名所を巡る小回りコースで、およそ12USD~15USDが相場です。一日トゥクトゥクをチャーターしても2,000円かからないなんて、お財布には大変ありがたいです。

まずは、遺跡巡りの共通チケットを購入します。シェムリアップ市内とアンコール・ワットの中間地点にチケットセンターがあるので、こちらに寄ってもらいましょう。1日券が20USD、3日券(3日間連続、もしくは1周間のうち3日利用可)が40USDです。結構並んでいるように見えますが、その多くが団体客なので、個人ならば意外とあっさりと買えます。

1日券を購入しました。チケットブースには備え付けのカメラがあり、顔写真入りのチケットが即座に発券されます。これを遺跡のスタッフに見せれば、何回でも出入り自由になります。

またトゥクトゥクにしばらく揺られます。アンコール・ワットに到着です。午前中に訪れたのですが、逆光になってしまい、残念な写真に……。アンコール・ワットは正面が真西を向いているので、午前中はどうしても逆光になってしまうんですよね。

青いシャツを着たのが、チケット係です。先ほど購入したパスを見せましょう。お堀を突っ切る参道を230mほど歩きます。

アンコール・ワットのファサード、西塔門に到着です。この門をくぐりさらに歩いていきます。

西塔門のすぐ近くには、歯を見せて笑うデバター(踊り子)のレリーフがあります。アンコール・ワットには数多のデバターのレリーフがありますが、口を開けているのはこの像のみなのだとか。

さて、西塔門をくぐって、ようやく中央祠堂が見えてきました。参道はまだ続いており、さらに400mほど歩きます。

真ん中の一番高い塔が中央祠堂ですね。アンコール・ワットでも、最も神聖な場所とされています。この辺りで記念写真を撮影する人がたくさんいますが、やはり逆光になってしまうのが残念です。。

中央祠堂の外側をぐるりと取り囲む第一回廊にたどり着きました。アンコール・ワットの中でも特に有名で、ラーマーヤナに題をとったレリーフはぜひ見ておきましょう。

彫りが細かく、余白が全くありません。壁一面がすべて彫刻で埋め尽くされています。一周750mの第一回廊のほとんどの壁面がレリーフになっており、制作には大変な労力を必要としたであろうことは想像に難くありません。

アンコール・ワットの周りの森には猿が住んでいるのですが、その猿が観光客からもらったパンなどを食べていました。

更に内側へと入っていきます。こちらは沐浴用の池。地面からは数メートル高い所に作られていて、当時の治水技術の高さが伺われます。

いたるところにデバターのレリーフがあります。ひとりひとり微妙に表情が違うので、それらを比べてみるのも楽しいかもしれません。

さて、中央祠堂の先端部に上がるには、非常に急な階段を登らなければなりません。また、最も神聖な場所でもありますので、服装のチェックを受ける必要があります。

12歳以下の子どもや、妊婦は不可。また、日傘や三脚は不可、帽子は脱帽する必要があります。さらにタンクトップやキャミソールなどの肩の露出したもの、膝上のハーフパンツやスカートも不可です。肩が隠れたTシャツや、膝丈の以上のハーフパンツは大丈夫でした。

キャミソールを着ていたため許可されなかった日本人の女性の方が、仲間内で文句を言っていたのですが、こういった服装についての規定はガイドブックにも書いてありますので、ご自分の準備不足としか言いようがありません。現地で弾かれることが無いように、皆さん服装には十分注意してください。

急な階段を登りきると見えるのが、こちらの中央祠堂です。アンコール・ワットの中心であり、最も高い所に位置する、神聖な場所です。

中心から参道のある西側を眺めます。一直線に伸びた参道と密林の緑のコントラストが素晴らしいですね。絶景なり。

遠くには気球が見えました。アンコール・バルーンというアトラクションで、アンコール・ワットを空から眺めることができます。

さて、アンコール・ワットの裏参道(東側)に来ました。実は、今回の見学で私が最も気に入ったスポットが、この裏参道です。こちらは表参道に比べて人が少なく、静かでのんびりとしています。木陰の芝生の上に寝転がってくつろぐカップルが何組かいました。アンコール・ワットを贅沢に味わうにはもってこいの場所だと思います。

アンコール・ワット見学のポイント

  • 正面からの撮影は、午前中は逆光になってしまうので、午後のほうが良い。
  • 中央祠堂の見学には服装に十分注意する。(細かな規定については本文参照)
  • 早足で見て回っても最低2時間、じっくり鑑賞しようとすると半日はかかる。
  • トゥクトゥクを降りて遺跡内を見学しまたトゥクトゥクに戻るまで、少なくとも4,000m程度は歩くことになるので、履き慣れた靴のほうが良い。
  • 熱中症対策の為、ミネラルウォーターなどを持参したほうが良い。遺跡周辺には売店があるが、遺跡内には売店はない。
  • 東側の裏参道が穴場。人が少なく、ゆっくり過ごせる。

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