マレーシア航空のビジネスクラスに乗ってみた!ジャカルタ→クアラルンプールMH742搭乗記

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先日、5つ星エアラインの一つ、マレーシア航空に初めて搭乗する機会がありました。ジャカルタ→クアラルンプールという短いフライトではありましたが、マレーシア航空の個性がよく出たフライトでした。

実は、当初ジャカルタ→クアラルンプールはルフトハンザを予約していたのですが(驚かれるかもしれませんが、ルフトハンザはこの東南アジアのルートに自社便を飛ばしているのです!)、なんと従業員のストライキのため欠航になってしまいました。旅程がくるってしまうのではとヒヤヒヤしたのですが、振り替えられたのがマレーシア航空でした。

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このところルフトハンザはストライキが多いですよね。まさか、自分がストライキに巻き込まれるとは思っていませんでしたが。ルフトハンザは個人的にかなり評価・信頼しているだけに、今回は非常に残念でした。

マレーシア航空に振り替えと聞いて、一瞬不安がよぎりました。このところいろいろな事件がありましたし。友人に「マレーシア航空に乗るよー」とメッセージした所、「うわw気をつけてねww」という他人事な返信をもらいました(笑)。

しかし、こんなトラブルを楽しんでしまうのが、飛行機オタクのこの私。かえってますますフライトが楽しみになりました。

今回利用した機材はB737-800。実際搭乗してみたところ、シート自体の設備(レッグレスト等)は充実しており、JALの国内線ファーストクラスやANAの国内線プレミアムクラスのそれと同等だと思います。ただ、かなり使い込まれているようで、テンションが下がりました。

前座席とのスペースはご覧のとおり。腐ってもビジネスクラス、足元の空間は十分にありました。レッグレスト(油圧式)もあり、座り心地はまずまずでしたよ。

さて、座席に着くとしばらくしてウェルカムドリンクが配られました。こちらはグァバジュース。くどくない甘さで、なかなか美味しかったです。

シート周りをチェックしてみましょう。右側の肘掛けにはテーブルが収納されています。しかし、どことなく使い古した感じがします。とくに金属の部分などは、錆が出ていました。

左側の肘掛けには、コントローラーとカクテルテーブルが収納されていました。カクテルテーブルは角張っていて、一昔前のデザインですよね、これ。

ヘッドホンは、ノイズキャンセル機能なし。ただのヘッドフォン。もうちょっと頑張って欲しいですね。

シートポケットに入っていたのは、安全のしおりと機内誌のみ。これは寂しい。機内販売のカタログなどがあれば、時間を潰せるのですが。

さて、楽しみにしていた機内食タイムです。メインは、チキンライス、魚のマリネ、ベジタリアンフードの3つから選ぶことができます。私はチキンライスをチョイス。どんなのが出てくるのでしょうか。

で、こちらがそのチキンライス。甘辛いソースがチキンライスのかかっていて、なかなかに美味。意外とイケます。また、フレッシュフルーツがどれも甘くて美味しい!流石は南の国のエアラインですね。

おなかがいっぱいになったので、食後酒としてベイリーズをオーダーしました。ビジネスクラスでベイリーズを飲ませてくれるのはありがたいです。某米系エアラインでは、ベイリーズはファーストクラスのみでビジネスクラスでは提供できないと断られたことが入ります(笑)。

今回のビジネスクラスシートはあまり手入れが行き届いていないように感じられました。その一方で、CAの仕事の質の高さはピカイチだと思いました。あくまで個人的な意見ですが、同じ5つ星エアラインのシンガポール航空のCAよりも、私はマレーシア航空のCAのほうが性に合います。というのも、SQのCAはどことなくとっつきにくいオーラがあるのですが、MHのCAはフレンドリーで、気軽にお願いしやすい雰囲気なのです。座席などのハード面でのビハインドをソフト面でカバーしているといった印象でした。現在、マレーシア航空にとっては、何かと大変な時期ではあると思いますが、応援したくなるような居心地のいいフライトでした。

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