カンボジアの観光ビザを現地で申請・取得する方法!写真必要・各種書類記入例あり@シェムリアップ国際空港

シェアする

スポンサーリンク

ずっとずっと憧れだったアンコール・ワットの地、カンボジアはシェムリアップにとうとうやって来ました!飛行機を降りると、抜けるような青空とむっとするような灼熱の空気が出迎えてくれます。早速アンコール・ワットへ行きたいところですが、カンボジアの入国はなかなか手続きが面倒で、そう簡単には進ませてくれません。

特に面倒なのが、カンボジアのビザの取得です。日本の国民であれば、渡航の際多くの国ではビザが免除されているのですが、カンボジアは未だにビザ取得が必要です。ただ、現地の空港でも観光ビザは発行されるので、比較的楽といえば楽なのですが……。今回は、シェムリアップ空港における入国手続のプロセスとビザ取得のポイントをまとめます。また、必要書類の記入例は、この記事の最後にありますのでご参照ください。

流れとしてはこんな感じ。

1. 健康状態の申告(必要なもの:書類A)

2. ビザの申請・取得(必要なもの:書類B、パスポート、30USD、写真)

3. 入国審査(必要なもの:書類C、パスポート)

4. 税関検査(必要なもの:書類D)

1. 健康状態の申告

さて、飛行機を降りると、駐機場からターミナルまでは徒歩で移動します。炎天下の中、いきなり数百メートル歩かされますのでご注意を。ターミナルの入り口に着くと、ターミナルに入る前に係員から健康状態申告書(書類A)が配布されます。書類B~Dは、飛行機内で事前に配布されますが、健康状態申告書は現地で直接係員から受け取ることになります。

記入は、ターミナル手前の半屋外のようなところですることになります。記入をし、係員に提出して初めてターミナルに入ることが許されます。提出をせずにターミナルに入ろうとすると、必ず止められますので注意してください。

スポンサーリンク

2. ビザの申請・取得

続いてビザ申請の行列に並びましょう。ビザの申請には、書類Bの他に、米ドルで30USDと顔写真(一般的な証明写真で可)、そしてパスポートが必要になります。ターミナル内にはATMが一台しかありませんので、米ドルは事前に用意しておいたほうが無難です。また、顔写真もお忘れなく。万が一忘れてしまって場合は、プラス2USDを支払えば写真が免除されます。

これら4点を係員に提出します。パスポートは一時預かりとなり、すぐには返却されません。数分後、すぐ隣りのカウンターで自分の名前が呼び出されますので、パスポートを受け取りましょう。下の画像のように、パスポートの査証のページにビザが貼り付けられた状態で戻ってくるはずです。ビザを確認し、入国審査に向かいましょう。

3. 入国審査

入国審査には、おそらく長蛇の列ができていることでしょう。一人ひとりにかかる時間が長いので、かなり待たされることを覚悟してください。この間に書類Cの記入を済ませてしまいましょう。審査の際には顔の画像を撮影したり、指紋を登録したりしますので、審査官の指示に従いましょう。

4. 税関検査

税関検査はかなり簡単です。特に申告するものがない場合は、係員に書類Dを手渡すだけでOK。ここを通過すれば、すべての手続は完了です。外にはプリペイドSIMの客引きや、トゥクトゥクのピックアップが大勢待ち構えていますので、圧倒されないように(笑)。

カンボジアの入国手続きはなかなか面倒ですね。シェムリアップ空港の場合は、トータルでは少なくとも1時間以上はかかると見ておいたほうがいいでしょう。以下に、各種書類の記入のポイントを掲載しますので、ご参考まで。

A. 健康状態申告書

B. 入国ビザ申請書
⑲「訪問の目的」は、観光ならば”sightseeing”と記入してください。
㉑観光ビザを申請するので”Tourist visa”にチェック。

C. 入国/出国カード
⑪「旅行の目的」は、観光ならば”sightseeing”と記入。

D. 税関申告書
⑩申告すべき持ち込み物がない場合は”Nothing to declare”にチェックをいれ、また1万ドル以上の現金を持ち込まなければ”No”にチェックを入れましょう。

カンボジアでのビザの申請には、顔写真が必要です。しかし、万が一忘れてしまった場合は、2ドルを追加で支払えば免除されます。なお、ご紹介したビザの取得方法は2014年12月時点のものです。その後変更された可能性もありますので、必ずご自身でご確認ください。
スポンサーリンク