酒好きなら、知らぬものはいない泡盛の代名詞的銘柄「瑞泉（ずいせん）」。この瑞泉の酒造所が沖縄は那覇の首里城の近くにあることをご存じですか？首里城からは徒歩圏内なので、首里城見学のついでに、ノーアポで突撃見学してみました。泡盛の酒造所なんてなかなか見学できないので、ここ、お勧めです。
瑞泉酒造は、ゆいレール首里駅から徒歩10分ほどの、首里城近くの閑静な住宅街の中にあります。酒造所に近づくにつれ、米の発酵したほんのりと甘い香りが漂ってきます。
酒造所に入り、見学の申し込みをします。見学は予約なしでオーケー。気軽にふらっと訪れることができますね。見学の開始まで、ロビーで待ちます。私の他にはカップル1組のみでしたが、先に韓国からの団体ツアーの見学が入っていたようで、それが終わるまでしばらく待ちました。
さて、見学ツアーが始まります。ツアーと言ってもさほど大げさなものではありません。まず、瑞泉酒造の歴史や、泡盛の製法などを説明するビデオを10分ほど見ます。なぜ首里城の近くに酒造所が多いのかなど、大変興味深いものでした。
その後、スタッフのかたの案内で施設をガラス越しに見学します。実際に工場内に入ることはできませんが、設備を間近で見ることができます。
大きなタンクですね。泡盛には、タイから輸入したインディカ米を使用するのだそうです。琉球王朝時代から貿易が盛んで、そのころから泡盛用のお米は輸入に頼っていたのだとか。へぇ～。
こちらは、泡盛を寝かせ古酒にする瓶です。この中で泡盛がゆっくりと熟成していくのですね。
見学の終わりに、泡盛の試飲をすることができます。貴重な古酒も頂けるんですよ。ついつい飲み過ぎてしまいますね。
ダダダッと並べられた泡盛の数々。いろいろ銘柄がありますね。ほろ酔い気分になり、お土産に数本購入しました。
瑞泉酒造
ゆいレール首里駅から徒歩10分弱
工場見学は予約不要