佐賀の秋の風物詩、30日から始まった佐賀インターナショナルバルーンフェスタを見てきました。このイヴェントは競技気球大会で、アジアでは最大規模なのだそうです。以前から見に行きたかったのですが、佐賀に就航したスプリングジャパン(春秋航空日本)の737円チケットを利用して、手軽に楽しむことが出来るようになりました。
バルーン競技は夜明け後すぐに始まります。そのため前日に佐賀に入り、ホテルで1泊して、万全の体勢で(早起きをして)、競技会場へ向かいました。
早朝5時過ぎ、佐賀駅からの電車で、バルーンフェスタの会場に向かいます。改札口前には、記念往復乗車券の臨時販売窓口が設けられていました。
普通の切符やICカードでもいいのですが、せっかくだし記念往復乗車券(420円)を購入しました。こんな早朝ですから、バルーンフェスタ目当て以外のお客さんはいません。
2駅で会場に到着します。駅名もズバリ「バルーンさが」。バルーンフェスタのために設けられた特設液です。辺りはまだ真っ暗ですが、大勢の利用者が改札口を出ていきます。
競技会場はバルーンさが駅から土手沿いを歩いて2分ほど。嘉瀬川の河川敷になります。まだ気球は見当たりませんが、バーナーのチェックなど、準備が行われていました。
6時過ぎ、ようやく明るくなり、気球を立ち上げる準備が始まりました。
このころには、気球をひと目見ようとする大勢のお客さんが土手に集まってきました。
6時30分、いよいよ競技開始です。いたるところで気球が立ち上がっていきます。
そしてテイクオフ。数多くの気球がゆっくりフワフワと浮き上がって敷く様は圧巻でした。
みな音もなく静かに飛び立っていきます。気球の大きさとその数に、図らずも感動してしまいました。
こんなに多くの気球は見たことがありません。遠く見えなくなるまで、ずっと見ていました。
一斉離陸が終わったので、会場周辺を歩きまわってみました。まるでお祭りの雰囲気ですね。露天が100軒近く出ています。
また、「バルーンモール」と名付けられた、サッカー場ほどの大きなテントも組み立てられていました。
テントの中では物産展が開かれており、全国各地の名品が売られていました。かなり賑わっていましたよ。(平日の朝なのに…)
会場に戻ってみると、変わり気球が立ち上がっていました。一番手前のアメリカからやって来た「ハミングバード号」は、佐賀に参加するのは今回が初めてなのだそうです。色鮮やかできれいですね。ほか3体は、佐賀の常連だということでした。
これはイヴェントは一見の価値があります。感動することまちがいなしです。是非皆さんも訪れてみてください。