うどんの竹青といえば、泣く子も黙る高松のうどんの名店ですね。高松出身の友人に、「高松に行くなら絶対食べておいたほうがいいよ」と猛プッシュされ、ついに念願が叶い、訪問することが出来ました。讃岐のうどん文化を凝縮したような、濃い体験でしたので、少しだけご紹介してみます。
訪問日は生憎の雨でした。それにもかかわらず、既に開店前から店の前に行列ができています。ざっと30人はいるでしょうか。竹青人気、恐るべし。
11時に開店です。およそ15分ほどで店内に入ることが出来ました。店内は人でごったがえしています。テーブル席のほかも立ち食い用テーブル席もありませした。奥に陣取っていた運動部系男子高生と思しき一団は、このお店の常連らしく、うどん目当ての観光客のみならず、地元の人からも愛されてるのがよくわかります。
一人黙々とちくわ天を揚げるおばちゃん。手際よく天ぷらを揚げていくのですが、注文が多いためなかなか追い付きません。
奥では麺茹でが行われていました。皆大忙し。
ガラス越しに、麺打ちの様子も見ることが出来ました。讃岐うどんの独特のコシは、ああやって出来ていくのですね。
さて、今回はサイドメニューとしてちくわ天とたまご天もオーダー。麺はセルフでゆがいて温めます。
だしをたっぷり注いで、その上に薬味をお好みで載っけます。薬味は、大根おろし、わかめ、生姜、ネギ、天カスが用意されていました。また、レモンも置かれていたのにはちょっとびっくり。常連さんを見ていると、皆うどんの上にレモン汁を絞っているんですよね。私も真似てみました。
いざ頂いてみると、レモンのさわやかな香りと、すっきりとした出汁、ツルツルの麺がよく合うんですよね。これはうまい。サイドメニューの卵の天ぷらも、中は半熟トロトロで申し分ありません。あまりに美味しいので、あっという間に食べ終えてしまいました。本当に絶品を食べたというかんじでした。ここはまた訪れてみたいですね。