たぶん最安!LCC早朝始発便にも間に合う!成田空港の駐車場料金を節約する裏ワザ

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成田の国内線LCC早朝始発便は、なかなか厄介です。というのも、鉄道の始発に乗っても間に合わないし、かと言って前日から成田に泊まりこむのも金と時間の無駄だし。都内(東京駅など)からは成田への深夜/早朝バスが出ていますが、出発時刻が深夜1時~早朝3時で、早く付き過ぎないようにサービスエリアで時間を潰したりするのは時間のロスですし、バスの中で4~5時間過ごすのはさすがにキツイ。時間の無駄がなく、かつLCCの早朝便に間に合うお手軽でスマートな手段はないものでしょうか……。

ここで改めて各LCCの始発便の出発時間を確認しておきましょう。以下のとおりになっています。(2014年9月現在)

ジェットスター  GK101  札幌行き  06:35
春秋航空日本  IJ621 広島行き 06:55
バニラエア JW903 札幌行き 07:15

最も早い便は、ジェットスターの札幌行きGK101便で、6時35分出発です。ジェットスター・ジャパンは、出発時刻の25分前までに搭乗ゲートに赴く必要がありますので、少なくとも6時10分には搭乗ゲートにたどり着いておきたいところです。

無駄な出費や時間のロスがなく、かつ6時10分は搭乗ゲート前にいることが出来る方法……。なかなか条件が厳しいですね。う~ん。そこで、なんとかひねり出した裏ワザがこちらです。

1. 自動車で成田へ、京成成田駅周辺の格安コインパーキングに駐車
2. 京成線の空港方面始発に乗車(京成成田05:51→東成田05:57)
3. 東成田で下車し、地下道を使い第2ターミナルへ

車移動が条件となりますが、深夜/早朝バスを利用できない方にとってはむしろこちらのほうが便利だったりします(私もその一人)。東成田駅という、あまりメジャーではないルートを使って空港にアクセスすると、厳しい条件をなんとかクリアできるのです!今回は、この裏ワザを使って実際に成田空港に行ってみました。

4時半に家を出、1時間強運転し、5時40分頃に京成成田駅血近くの駐車場に到着しました。早朝の道路は比較的交通量が少なく、すいすい運転できて気分爽快です(笑)。

今回利用した駐車場は、京成成田駅から300mほどのところにある、「アップルパーク成田駅前」です(Google Mapsで確認←タイムズと記載されていますが現在はアップルパークになっています)。24時間最大料金が600円と、成田駅周辺では最安レベルのコインパーキングです。

24時間600円の駐車場は、アップルパークの他にも「バカラ成田第1」があります(Google Mapsで確認)。こちらの駐車場のほうがアップルパークよりも駅に近いので便利ですが、収容能力が小さいので要注意。

さて、京成成田駅から成田空港方面に向かいます。5時51分発の京成東成田線(芝山千代田行)に乗車します。

この京成東成田線は、成田空港に直結しているわけではありません。しかし、東成田駅が第1ターミナルと第2ターミナルの中間に位置し、また空港線の始発よりも早いため、成田空港関係者の利用が多い路線です。

5時57分に東成田駅に到着、下車します。改札からは空港関係者がぞくぞくと出てきます。ほとんどがご出勤ですね。観光客は私くらいでしょう。

東成田駅からは第2ターミナルまでは、地下通路が伸びています。およそ500mありますが、みなさん黙々とターミナルに向かって歩いていきます。およそ6分ほど歩けば第2ターミナルに到着。ウェブチェックインは済ませてありましたので、6時5分すぎには保安検査場を通過することが出来ました。これでギリギリジェットスターの始発便に搭乗できます。

その日は日帰りでした。成田着後、空港から京成線で京成成田まで戻り、車で帰ればミッション完了です。一応駐車料金も確認しておきましょう。看板に書いてあった通り600円でした。支払いには現金の他にパスモも利用可能でした。ICカードが使えるのは、陸マイラーにとっては嬉しいですね。

ちなみにかかったコストは、駐車料金が600円、往路運賃(京成成田→東成田)が255円、復路運賃(空港第2ビル→京成成田)が258円、トータルで1,113円でした。

成田空港周辺の民間駐車場だと1日のトータル料金が1,500円程度(バス送迎・早朝割増込み)ですので、これらと比較してもかなりお安く抑えられました。