文武廟:香港島最古の道教廟で人々の信心深さを感じる

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香港島で最古と言われる道教の廟、文武廟を訪れました。この廟では、「文」を司る文昌帝と、「武」を司る関羽が祀られており、香港の人々の信仰の拠り所となっています。たくさんの参拝客が訪れる生活に根付いたお寺であり、香港の人々の内面を垣間見ることの出来るスポットです。

文武廟は、MTRの上環駅から山側に歩いて5分ほどのところにあります。外観は非常に地味で、周囲の建物に圧倒されているようにさえ感じられます。しかし、一度中にはいってみると……

そこは、人々の信仰の場。たくさんの提灯が飾られ、線香の煙がもうもうと立ち込めています。

観光客と参拝者とでごった返しておりざわついているのですが、参拝者はものともせずに熱心にお参りをしています。線香の煙のため、神秘的な雰囲気さえあります。

こちらがその線香です。螺旋状に巻かれたものがいくつも天井から吊り下げられているのですが、この線香は一度火をつけると2週間は燃え続けるそうです。

香港の人は信心深いですね。一心不乱にお祈りをしていました。

観光客でも線香を供えたり、おみくじを買ったりすることが出来ます。何かご利益があるかもしれませんね。