香港の安宿はこんな感じ。Hop Innの場合

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香港は物価が高めです。不動産価格が高く、それに応じてホテル相場はかなり高い印象です。日本のビジネスホテル並みの部屋でも、1泊1万円以上は確実にします。しかし、探せば安宿は出てくるわけで……

香港は九龍半島の繁華街、尖沙咀(チムサーチョイ)にあるゲストハウス「Hop Inn」を利用しました。今回の香港滞在はたった1泊、それも午前2時にチェックインし6時間ほど寝てすぐにチェックアウトするという弾丸旅行でしたので、軽く寝られればいい簡易的な施設を探していました。

しかし、大手ホテル予約サイトで香港のホテルを検索すると、出てくるのはスタンダードレベル以上のホテルばかり。たった6時間の睡眠のために、スーペリアルームを使う精神的経済的余裕は私にはありません(笑)。

そこで、安宿やゲストハウス、ホステルに特化した予約サイトHOSTELWORLD.comで検索をかけてみたところ、他サイトには掲載されていない宿泊施設がわんさか出てきました。詳しくはこちら »

その中の一つ、Hop Innに目が止まり、トリップアドバイザーでの評価も上々であったため、今回はこのゲストハウスに泊まることになりました。Hop Innは尖沙咀に2店舗あります。今回利用したのは、Hankow店。もう一つのCarnarvon店とは数百メートルしか離れていません。

公式サイトの地図

Hop Innに到着したのは夜中の午前2時。どこがエントランスなのか迷いましたが、Hop Innのサイトを手がかりに何とかレセプションまでたどり着きました。Hop Innはゲストハウスと言えども24時間対応なので、とても助かります。カウンターには若い女性がいて、一人で切り盛りしているようでした。

チェックインを済ませ案内されたのがこちらのお部屋です。正直狭いです。部屋全体で4畳あるかないかで、その大部分をベッドが占めていました。

壁にはイラストが描かれていました。Hop Innは各部屋に別々の絵が描かれており、これがとても好評のようです。

シャワーとトイレは一箇所にまとめられています。ユニットシャワーと呼ぶのでしょうか。このタイプのシャワーは初めてだったので、このまま使ってシャワーの飛沫で便器を濡らしてしまっていいのか戸惑いました(実際にはそうして構わないようです)。きれいに掃除されてはいたのですが、構造上便座との間にはシャワーカーテンもないく、あまり清潔に感じられません。しかし、香港のゲストハウスのシャワーは、こういったものが一般的なようなので、割りきりましょう。

こちらは廊下の共用スペース。各国から来た旅行者のメッセージやら、香港のガイドマップやら、催し物のチラシやら、色々なものが置かれていました。こういったものを眺めるのは面白いですね。一方、Carnarvon店の共用スペースはさらに充実しており、ポードゲームやDVD鑑賞などの出来るプレイルームも用意されているようです。

香港のゲストハウスは初めて利用しました。ゲストハウスが集うビルとして有名な重慶マンション(重慶大厦)も、おそらくこういった施設だと思われます。

今回の宿泊料金は、約6,700円で、ゲストハウスとしては結構高めの金額です。重慶マンションのゲストハウスだと、これよりも一回り安く済みます。ゲストハウスは私のニーズを満たすのに十分でしたが、やはり利用の際は適度の割り切りと覚悟が必要ですね。一般的なサービスを望むのならば、若干高くても素直に普通のホテルにしたほうが良さそうです。