北京首都国際空港のAir Chinaのビジネスクラスラウンジをご紹介します。このラウンジは、ANAやユナイテッドなどのスターアライアンス各社のビジネスクラス以上の利用者、またはスターアライアンスゴールド以上のメンバーのみならず、プライオリティパス会員も利用することが出来ます。
中国国際航空としては、本拠地のラウンジとしてかなり力を入れているようですが、他空港・他エアラインのラウンジと比較するとごくごく標準的で、特筆すべきところがあまり見当たりません。とりあえずレビューしてみましょう。
ラウンジは、第3ターミナルE棟の搭乗エリアの中二階部分にあります。チェックインを済ませたら、ターミナル連絡鉄道でE棟まで赴き、保安検査、出国審査を受けましょう。すると目の前に免税店やイベントフロアが広がっていますので、その中央を突き当たりまで直進し、右側のエスカレーターを目指します。
こちらがそのエスカレーターです。中二階に上がると、直接ビジネスクラスラウンジのエントランスになっています。
ラウンジの様子
ラウンジ全体としてはかなり広く作られています。
ただ、パーティションによって区切られていますので、体感的にはそれほど広くはないように感じられてしまいます。この点はもったいないですね。
窓際です。エプロンの様子が見えるし、外光が射し込んできて気持ちのいい席ですね。といっても、PM2.5で窓の外はぼんやりとしてしまっていますが。
ビュッフェコーナー
さすがに本拠地のラウンジというだけのことはあり、ビュッフェは充実しています。各種ホットミールが並べられていて、
メインのビュッフェの他にも、数カ所簡易的なビュッフェが設けられています。何れもコールドミールですが、ちょっとつまむには十分な品揃えです。
こちらにはコーヒーメーカーに数種類のパン、バナナやオレンジなどの果物が用意されていました。
アルコールのカウンターバーもありました。様々なお酒が用意されているようです。
シャワー
もちろんシャワーもあります。水回りは思っていたよりもきれいでした。
ただ、アメニティは若干貧弱でしょうか。
こちらがシャワー本体です。シャワー室はやや薄暗い感じがします。また、排水口周りもやや汚れが目立ちました。
ご覧のとおり、シャワーヘッドが上部で固定されています。こういったタイプのシャワーは初めてで、使い方がよくわかりませんでした。おそらくシャワーヘッドは取り外し可能なのだと思いますが、どうやって取り外すのでしょうか……。仕方がないので、シャワーヘッドは固定のまま利用しました。