黄金とエメラルドの寺院ワット・プラケオとタイの王宮

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ワット・プラケオはタイ王室の寺院。タイで最も格式が高く、海外からの観光客のみならず、タイ国内からの見学者で毎日賑わっています。

境内に入ってひときわ目立つのが、この黄金の仏塔。南国の強烈な日差しを受けて、ギラギラとまばゆい光を周囲に放っています。

こちらの建物もかなり目立ちますね。十字型のお堂になっていて、四方にめぐらされた柱が印象的です。

周囲の回廊には、壮大な壁画が描かれています。タイ王室の栄華を描いているのでしょうか。

さて、本堂にやって来ました。本堂の壁面も金の装飾が施されていて、豪華絢爛です。

細密な装飾に只々感心するばかり。ここまで贅をこらした建物は、世界にもそうはないはずです。金閣や中尊寺金色堂のような静的な輝きとは対照的に、力強く躍動感のある建築物です。

さて、奥に見えるのがご本尊です。室内での撮影は禁止されていますので、建物の外から撮影しました。室内に上がる際は靴を脱ぎ、身だしなみを整えて、清らかな気持ちで参拝しましょう。

参拝ルートの終わりに、王宮の建物を見学することもできます。皆さん、ここでも記念撮影していました。手前にある木々の刈り込みが面白いですね。

【アクセスについての注意】
最も簡単なのは、こういった現地オプショナルツアーの利用です。ホテルまで迎えに来てくれるツアーバスに乗ってしまえば、涼しく過ごすことができる上に、炎天下の中を右往左往せずに済みます。また、観光客を標的としたボッタクリタクシーなどの被害に遭うこともありません(タイのボッタクリ等についてはこちらの記事)。日本語ガイドが案内してくれるので、トラブルの心配も不要です。

独力で訪れたいという方向けに、ポイントを挙げておきます。

バンコクには地下鉄がありますが、ワット・ポーのある王宮周辺までは伸びていません。そのためワット・ポーへのアクセス手段は路線バスか、またはタクシーやトゥクトゥクに絞られます。

路線バスは、200近くの路線がありバンコク市内を縦横無尽に走り回っていますが、バスの設備によって料金が変わったり、塗装の色で料金が変わったりする複雑な料金体系になっていますので、とても観光客が乗りこなせる代物ではありません。

タクシーは交渉式タクシーとメーター式タクシーとがあります。交渉式タクシーは、観光客が現地の物価水準を知らないのを良い事に、必ずと言っていいほど法外な値段をふっかけてきます。納得出来ないときは必ずNO!と拒否しましょう。メーター式タクシーは、不必要な遠回りをされることがあります。十分に注意しましょう。

トゥクトゥクはほとんど交渉式です。タクシーと同様、料金に納得出来ない場合は乗車を拒否してください。


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