大韓航空A380プレステージクラス(ビジネスクラス) 成田→ソウル・インチョン KE702搭乗記

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 先日、大韓航空のA380のビジネスクラスに搭乗してきました。

 A380といえば、世界最大の総2階建て旅客機。大韓航空では、そのA380の2階部分を全てビジネスクラスにしています。その席数、なんと94席!100席に迫るビジネスクラスを備えた旅客機など、他にあるのでしょうか?ずいぶん思い切った座席配分をしていますよね。

 さらにそれだけではなく、機内にバーラウンジが2箇所も備えられているんです。贅沢すぎます!

 そこで今回は、このビジネスクラスのフライトをレポートしてみます。一体どんなフライトだったのでしょうか?

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アッパーデッキ全てがビジネスクラス!

 こちらがビジネスクラスのシートです。ビジネスクラスにはスタッガードシートやヘリンボーン/逆ヘリンボーンシートを導入するエアラインが多い中、大韓航空A380では、古典的な普通のシートを採用しています。

 アッパーデッキに2-2-2の配置で計94席が用意されており、かなりゆったりメの作りになっています。シート背面には大型のパーソナルモニターがあり、中央には上下に小物用のストレージも用意されています。

 フルフラットにしてみるとこんな感じになります。スタッガードシートのようなオットマンの制限がないため、脚を自由に動かせるのでだいぶ楽です。

機内食はビビンバがおすすめ

 搭乗後すぐに、CAさんが機内食のオーダーを取りに来てくれました。この日のメニューは、ビビンバか鰻からの選択になりました。

 こちらが大韓航空名物のビビンバ。ご飯がレトルトのようなパックに入っているのがいささか残念ではありますが、スープとセットでおいしそうではあります。(実際に美味しかったです。)

 一方、こちらが鰻。正直、微妙な味でした…。絶対にビビンバのほうがオススメです。皆さんもオーダーする際には気をつけてください。

メインデッキ後部にはデューティーフリーショーケース

 食後は少し機内を探検してみました。大韓航空のA380には通常の旅客機にはない設備が色々あります。その一つが、この「デューティーフリーショーケース」。メインデッキの後方にあります。ビジネスクラスからは、後方の螺旋階段を使ってメインデッキに降りることができます。

 A380という空間が有り余っている機材だからこそできるディスプレイではありますが、正直この設備は不要では?わざわざここにまで来て、免税品を買おうとする人などいるのでしょうか。

バーラウンジが2箇所も!

 さて、ショーケース以外にもA380だからこそなせる設備がまだまだあります。アッパーデッキ前方の階段横には、ビジネスクラス専用の「プレステージクラスバーラウンジ」があります。

 機内にラウンジを設けるのって贅沢すぎやしませんか!デッドスペースの有効活用なのでしょうが、リッチですね。

 実際に座ってみると、意外と居心地が良かったです。ハードカバーの本が置かれていたりして、ちょっとしたおしゃれな空間になっています。

 ソファの脇にはミニバーもあります。飲み物やおつまみが置かれていて、セルフサービスになっています。

 一方、アッパーデッキ後方にも、もう一つ大型のバーラウンジがあります。それがこの「セレスティアルバー」。「セレスティアル」とは、「天空の」という意味ですが、文字通り天空のバーですよね。

 こちらではCAさん常駐していて、随時カクテルなどを作ってくれます。素晴らしいサービスですね。

 空の上のラウンジで、優雅にカクテル。まさに至福のひとときです。

おわりに

 大韓航空A380のビジネスクラスは非常に快適です。一人あたりの占有スペースが他社よりも広めなので、圧迫感も少ないと思います。A380に乗りたい方は、是非試してみてくださいね!

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