アメリカン航空とUSエアウェイズが合併へ。マイラーへの影響は?

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米国第3位のアメリカン航空は、このほど同第5位のUSエアウェイズと合併すると発表しました。合併後の会社名は「アメリカン航空」とされ、これにより、世界最大の航空会社が誕生することになります。

アメリカではこのところ航空業界の再編が進んでいますね。2008年にはデルタとノースウェストが、2010年にはユナイテッドとコンチネンタルという大規模な合併がありました。今回のアメリカンとUSエアウェイズの合併は、これらを凌ぐ規模となるようです。

アメリカン航空はこのところ、ロゴを刷新し、塗装を新しくしたり(米国旗をモチーフにしたUSエアウェイズに似た尾翼塗装)、CAの制服をリニューアルしたり、活発な動きを見せていました。これらは、USエアウェイズとの合併を見据えたものだったのでしょう。

とはいうものの、やはりマイラーとしては今後が気がかりですよね。今まで貯めたマイルは保護されるでしょうが、マイル加算率や特典航空券必要マイル数の改悪などが実施される可能性は十分に考えられます。

アライアンスについては、USエアウェイズがスターアライアンスを脱退し、新アメリカン航空はワンワールドにとどまるとのことですので、比較的混乱は少なくてすむと思います。仮にアメリカン航空がワンワールドを脱退することになっていたら、ワンワールド自体の存続が危ぶまれる大問題になるところでした。

今後、新アメリカン航空がJAL及びワンワールド陣営にどのような影響をあたえるのか、競合路線エアラインや他のアライアンスは如何に動くのか、注意深く見て行きたいと思います。

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