これぞ台湾の味、阿宗麺線!西門の有名麺線店

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台湾の伝統的ファストフード、麺線を食べるならば、西門にある阿宗麺線は外せません。麺線とは、そうめんによく似た極細の麺のことで、台湾のソウルフードでもあります。

阿宗麺線の麺線は、独特の食感の豚のもつにするするとしたのどごしがたまらない麺線、そしてしっかり味のついたスープが絶妙にマッチしていて、一度食べたら病みつきになります。台北に来たらぜひ訪れたいお店です。

やって参りました。台北一の繁華街、西門です。台北駅からMRT板南線で一駅と、アクセスも非常に優れています。

台北桃園空港に着陸したのが午後5時頃。バスで台北市内のホテルに向かい、チェックインを済ませた後、夜の台北を探検しようというはこびになりました。西門に着いたのは午後8時頃で、ちょうど街が賑わいを見せている時間帯でした。

夜の西門は、眩いばかりのネオンサインの光にあふます。台湾の“渋谷”とも呼ばれていて、若者の流行の発信地でもあります。

しかし、裏通りに一歩足を踏み入れてみれば、昔ながらの建物がひょっこりと姿を現します。これは西門紅楼。正八角形の特長ある建築で、日本統治時代のものだそうです。当時は市場として使われていましたが、現在は劇場やお洒落なセレクトショップなどが入っています。

そんな一角にあるのが、この阿宗麺線。その始まりは、1975年にさかのぼります。当初は手押し車の屋台で営業していましたが、その美味しさが徐々に口コミで広まり、店舗を構えるまでに成長しました。

きらびやかなネオンが眩しい周囲の華やかな店舗に囲まれながら、ここだけは地味にひっそりとお店を構えています。頑なに、屋台の雰囲気を守り続けているのです。しかし、阿宗麺線を求める客は絶えることがなく、いつも行列が出来、お店の前は活況を呈しています。

阿宗麺線 By ayustety

5分ほど並んで麺線ゲット!基本的には立ち食いなのですが、お店の前には簡易テーブルと椅子が並べられています。ただ、全て埋まっていることが多いので、立ち食いでサラサラと頂きましょう。

ピリからのスープはとろみがあり、麺線にまとわりつきます。そのため麺線をすする必要もなく、するすると喉の奥へ流れこんでいきます。豚のもつはコリコリしていて、麺線に独特のアクセントを与えています。

サイズは大と小の2種類。大はかなり大きいので、日本人には小(写真)で十分だと思います。台湾のソウルフードを堪能してみてくださいね。

阿宗麺線


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