南ドイツに行ったならば、ノイシュバンシュタイン城は外せませんよね。世界からの観光客が絶えることのない、ドイツ旅行のマストスポットです。
しかし、ノイシュバンシュタイン城から来るまで30分ほどのところにある世界遺産も忘れてはいけません。それが、今回ご紹介するヴィースの巡礼教会です。
この教会は1757年に完成した歴史ある建物で、緑の牧草地に囲まれてぽつんと佇む姿が印象的です。見どころは、その内装です。ロココ様式の見事な装飾はまさに息を呑む美しさなんです。
特に天井画の見事さは有名で、色彩のグラデーションが美しく、まるでガラス細工ように繊細です。
私も我を忘れて見入ってしまいました。室内はとても厳かで、まるで時が止まっているかのようでした。
ただこの教会は、観光するにはなかなかアクセスしづらい場所にあります。
公共交通機関で
公共交通機関ですと、ドイツ国鉄のフュッセン(Füssen)駅、オーバーアマガウ(Oberammergau)駅、オーバーアウ(Oberau)駅、ヴァイルハイム(Weilheim)駅などからのバスがありますが、1時間に1本ほどしか出ていないので、注意が必要です。
公共交通機関の乗り換え検索にはドイツ国鉄のホームページをご利用ください。出発地に駅名を、到着地にヴィース教会(Wieskirche)を入力して検索すれば、バスを含めた全ルートが検索できます。
レンタカーで
より簡単なアクセス方法は、レンタカーの利用です。車ですと、フュッセンからおよそ30分、ミュンヘンからは1時間半ほどで到着します。ノイシュヴァンシュタイン城見学後に、ドライブがてらヴィース教会を訪れてみるのがおすすめです。
ツアー利用で
一番簡単なのは、ツアーを利用することでしょう。ノイシュヴァンシュタイン城とセットになった添乗員付きツアーなどが企画されていますし、現地ツアーの利用もオススメです。例えば、現地ツアーではVELTRAからヴィース協会を含むツアーを簡単に予約できます。「ヴィース教会」で検索をするといくつか現地ツアーがヒットしますので、ご自分にあったものを選ぶとよいでしょう。
⇒ヴィースの巡礼教会 見学は無料
⇒GoogleMaps