常識破りのフォーを食す!ハノイの名店「フォー・ティン(Pho Thin)」の牛肉フォーが絶品!

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ベトナムといったらフォー!フォーといったらハノイ!

近年日本でも見かけることの多いベトナムのローカルフード、フォー。米の麺のツルッとした喉越しがやみつきになりますよね。そのフォーは、ベトナムの北部が発祥の地と言われており、特に北部にある首都のハノイには、数え切れないくらいのフォーの専門店がひしめいています。

今回は、ハノイに数あるフォーの専門店の中でも、圧倒的な人気を誇る「フォー・ティン」をご紹介します。こちらのお店のフォーは、日本人のイメージするフォーとは一味も二味も違うんです。一口食べれば虜になること間違い無し!絶対に食べておきたい一杯です。

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▲フォー・ティンは、ハノイの中心部の南側のエリア(フレンチ・クオーター)の一角に店を構えています。飾り気がなく、一見しただけではここが飲食店なのかさえわかりませんが、ベトナム基準で言えば、この店構えはかなり立派。PHO THINの看板が目印です。

▲店頭が調理場になっており、ここで名物の牛肉フォーが作られています。メニューは牛肉フォーの一種類のみで、50,000VND(約250円)。こちらでオーダーして、中に入りましょう。

▲店頭調理場の奥はイートインスペースになっています。私が訪れたのは、昼食時を過ぎた午後の2時。それでもなお、これだけ席が埋まっていました。その多くが地元の方のようで、慣れた様子でフォーを食べていました。

▲テーブルには、薬味としてライムや唐辛子、お酢や魚醤などが用意されています。新鮮なライムが、器いっぱいにどっさりと盛られています。どうやら、お好みで使い放題の様子。柑橘好きにはありがたいですね!

▲さて、待つこと数分。牛肉フォーが運ばれてきました。実物を見てビックリ!丼一面がアサツキで覆われていて、麺も肉も殆ど見えません!フォーと言えば、白い米の麺の上に、お飾り程度のパクチーやもやしと、肉が二、三切れのったものだと思っていたので、あまりのギャップに呆気にとられてしまいました。

▲ライムをたっぷり絞りましょう!爽やかな香りが、ますます食欲をそそります。お好みで魚醤やお酢を加えて、味変を楽しむのもアリ。

▲アサツキをより分けると、中からフォーと牛肉がお目見えします。一口、口に運ぶと、牛の骨からとったスープと米の麺のマジカルなハーモニー!シャキシャキとしたアサツキの歯ごたえがいいアクセントになっています。牛肉も柔らかく、麺やアサツキと一緒にいただくと、三位一体となって味覚中枢を刺激します。そして鼻に抜けるライムの香り!これは、フォーの常識を覆す、メルクマールな一杯であります、ハイ。

【訪問のアドバイス】
フォー・ティンは朝5時から夜の9時まで営業しています。地元の人にはとても良く知られたお店なので、食事時はたいてい行列ができるとのこと。ゆっくり味わいたい場合は、食事時を避けたほうが賢明でしょう。

ベトナムでは、麺をすすって音を立てたり、丼を持ち上げたりするのは、食事マナー違反とされます。レンゲとお箸を使って、静かにいただきましょう。常識を覆す本場ハノイのフォー。ハノイ訪問の際には是非訪れて、舌鼓をうってくださいね。
フォー・ティン(Pho Thin, GoogleMaps)

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