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2016年8月2日

水の重みで動く?!世にも珍しいネロベルク登山鉄道!

ドイツの温泉都市ヴィースバーデンには、水の重さで動く世界的にも珍しい登山鉄道があります。それが今回ご紹介するネロベルク登山鉄道です。

水の重さで動くと言っても原理はとても簡単です。2両のケーブルカーをケーブルで繋ぎ、片方を山頂の駅に、もう片方を麓の駅に配置します。車両の床下にはタンクが備えられており、山頂で多量の水をそのタンクに溜め込みます。一方、麓の駅の車両はタンク内の水を全て排出し、代わりに人を載せます。山頂側の車両のタンクが満タンになると、重力に従い自然と山を下っていきますので、その力を利用して麓側の車両が山頂側まで引っ張られるという仕組みです。

この登山鉄道については、NHK-BSで10年以上前に放送された「関口知宏が行く ドイツ鉄道の旅」で紹介されいたために、その存在を知りました。その放送を見てからずっと訪れてみたいと思っていたのですが、念願が叶いようやく本物に乗ることができました!

▲バスを使い、ヴィースバーデン市街からネロベルク登山鉄道の麓側の乗り場に到着しました。ヴィースバーデン市街からは1番のバスに乗り込み、終点のネロタル停留所で降りるとすぐです。

石造りの急勾配のアーチ橋が見えますね。その上をケーブルカーが登っていきます。ワクワク!

▲乗り場でチケットを購入します。往復で3.50EURでした。英語とドイツ語のパンフレットもありました。それによると、ネロベルク登山鉄道ができたのは1,888年とのこと。130年も前にこんなエコな乗り物を作っていたなんて、ドイツすごいなぁ。

▲こちらがネロベルク登山鉄道の車両です。黄色に青のラインが入っていて、可愛らしいですね。早速乗り込んで出発の時を待ちます。

▲出発!車両はゆっくりと斜面を登っていきます。丁度中間地点で下りの車両と行き違います。朝の9時頃訪れたため、件の車両には人が全くいません。

▲およそ5分で山頂駅に到着です。車両にノズルが差し込まれ、大量の水が一気に注ぎ込まれます。下るための準備が整うまでにある程度の時間がかかるようですね。

▲下りの便が出るまでの時間、ネロ山の山頂周辺をぶらぶらしました。と言っても、残念ながら見るべきものは大してありません。塔が建っていて、何やらイベントの準備がされていました。ネロ山山頂はヴィースバーデン市街からもアクセスしやすいので、事あるごとにイベントが行われているようでした。

▲その正面には、ヴィースバーデンの街を見下ろすモノプテロスがありました。

▲モノプテロスからは、斜面に広がるぶどう畑と、その先のヴィースバーデンの街並みを一望できました。

▲さて、下りのケーブルカーがに乗り込みます。ネロベルク登山鉄道は15分感覚で運行されています。

▲今度は上りの車両と行き違います。あれっ、上りの車両には結構人が乗っていますね!イベントに参加する人たちでしょうか。

▲麓に到着しました。到着するとすぐにタンクから多量の水が一気に排出されます。すごい勢いで、これほどまでに水を溜め込んでいたのかとびっくりしました。

ネロベルク登山鉄道は、その仕組を間近で見ることができ、大変興味深いです。水の重みを動力源とするケーブルカーって、おそらく他にはないんじゃないでしょうか。フランクフルトからは1時間ほどですので、この珍しい鉄道を見にヴィースバーデンに寄ってみてくださいね。
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