By Kentaro IEMOTO |
本日未明、JALのモスクワ(ドモジェドボ)発成田行JL442便ボーイング787型機が、飛行中にトイレ等が作動しなくなり、モスクワへ引き返しました。電気系統のトラブルと見られています。なお、この便には鳩山元首相夫妻が搭乗していたとのことです。
また、同日成田からモスクワへ向かっていた代替機(B787)がタイヤに不具合が発生、サンディエゴから成田へ向かっていたJL065便(B787)も、翼に氷につかないようにする装置に不具合があったとのことです。
詳細が判明次第、追記いたします。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20131010-00000040-nnn-soci
【以下追記】
モスクワ発成田行JL442便、トイレが故障
JL442便は、9日深夜モスクワのドモジェドヴォ国際空港を出発しましたが、7つあるトイレのうち6つが故障したためモスクワに引き返し、5時間後に着陸したとのことです。故障の原因は、電気系統のトラブルだと見られています。
INTERNATIONAL BUSINESS TIMES »
成田発モスクワ行の代替機、タイヤに不具体
上記問題の代替機として成田からモスクワに飛んでいたB787型機でも、飛行中にタイヤの機能の不具合を示すメッセージが表示されました。
日テレNEWS 24 »
サンディエゴ発成田行JL065便、防氷装置に不具合
サンディエゴ空港によると、JL065便は現地時間9日13時35分にサンディエゴ空港を飛び立ちました。しばらくすると、防氷装置の異常を知らせる警告が鳴ったため、サンディエゴ空港に引き返し、15時10分に無事着陸しました。
NBC7 SAN DIEGO »
幸いにも、いずれの問題でも負傷者は出ませんでした。ただ、同時多発的にB787の不具合が出るというのは、安心できるものではありませんね。これらの原因は、今年初めに大問題になったバッテリーの不具合とは関係がないようですが、相次ぐ不具合によってB787のイメージが損なわれるのは言うまでもありません。
JALは、エアバス社のA350型を大量に発注する契約をこのほど結びましたが、これは正しかったのかもしれませんね。