ベトナムが近くに!ジェットスター・パシフィックの関西→ハノイ線に乗ってみた!

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今月初頭、大阪の関西国際空港と、ベトナムのハノイ、ダナンを結ぶ2路線に、ジェットスター・パシフィックが就航しました。ジェットスター・パシフィックとは、ベトナムに拠点を置くジェットスターグループのLCCで、日本との間に路線を開設するのは初めてとなります。

新しもの好きの私、早速ジェットスター・パシフィック機でハノイに行ってきました。今回はその時の様子を、ジェットスター・ジャパンとの比較を交えながらレポートしてみます。

◆搭乗便: ジェットスター・パシフィック BL621便
◆スケジュール: 22:15関空発→00:40ハノイ着(所要時間4時間25分)
◆使用機材: A320

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かなり人気な路線?

▲ジェットスター・パシフィックのチェックインは、他の国際線と同様に関空の第1ターミナルで行います。現時点では、モバイルチェックインやウェブチェックインには対応していないので、利用者は必ず空港で対面でチェックインを行う必要があります。そのため、チェックインカウンター前には長蛇の列ができていました。

こんなのを見せられると、ゲンナリしてしまいますよね。私は、列に並んで立ち続けるのが馬鹿馬鹿しいので、レストランで食事をし、カウンタークローズ直前にチェックインを行いました。その頃には行列は解消していたので、ストレスフリーでチェックインできました。

▲機材はジェットスターグループ定番のA320型機。エプロンの証明に照らし出されると、メタリックなシルバーの機体がカッコイイですよね。

▲カウンタークローズ直前にチェックインしたため、保安検査と出国審査をパスし出発ゲートに辿り着いた頃には、殆どの乗客が搭乗していました。搭乗率は9割以上で、かなり混み合っています。大阪⇔ハノイって結構人気あるんですね。

乗客の多くが観光を終えて帰国するベトナム人のようで、あちこちからベトナム語が聞こえてきました。日本人の搭乗者は3割程度だと思います。ベトナム拠点のエアラインなので、CAさんは4人全てベトナム人。日本語はほぼ通じません。機内のアナウンスもベトナム語と英語のみですので、海外旅行に慣れていない日本人にとってはかなりアウェイな雰囲気だと思います。

設備をチェック!

▲シートの座面は、ジェットスター・ジャパンのそれとさほど違いは見られません。極力薄く作ってあるのも、LCCの王道を行くジェットスターとしては当然のことですよね。

▲一方背面は、ジェットスター・ジャパンとは異なり、グレーと黒のツートンカラーになっていました。このシートが優れているのは、上に1箇所、下に2箇所、それぞれ収納ポケットを備えている点ですね。上にはパンフレット類を入れ、下には自分が持ち込んだタブレットなどを入れる、などと使い分けができるので、大変便利です。今後、国内のLCCもこのシートを導入してくれるとうれしいですね。

▲足回りのスペースは予想通り狭いですね。大阪からハノイまでの4時間半をこれで過ごすのは、若干厳しいかな……

▲ただ、本当にラッキーだったのですが、私の隣の2席が空席だったので、肘掛けを上に上げ活用させてもらいました。深夜便で横になれるのは大変ありがたいです。横になることが出来ると翌日の疲れが全然違いますので、空席が利用できればぜひ横になることをお勧めします。

▲ジェットスター・パシフィック機は、ラバトリーのレイアウトも通常のA320型機とはかなり異なります。通常は後方の両脇に通路を挟んで1つずつラバトリーが設置されていますが、ジェットスター・パシフィック機では後方ギャレーが半分に削られ(写真では赤いカーテンで仕切られているところ)、空いたスペースにラバトリーが2つまとめて設置されていました。LCCではギャレーが充実している必要は無く(機内食が有料でオーダーする人も少ないため)、ギャレーとラバトリーを最後尾にまとめてしまい、その分空いたスペースにさらに座席を配置するという、非常にLCC的な発想の造りになっていますね。

ちょっと残念なところ

▲さてさて、シートポケットには何やら色々なパンフレットが入っていました。でも、それ以上に気になったのが……

▲落花生の殻まで入っていたんです!いや、こんなのは入れておかなくていいから!きちんと掃除してくださいよ、もう。

▲機内食は正直微妙。ベトナム線なので、ベトナムっぽい機内食を提供してほしいですよね。一番下のフォーのようなものは、かろうじてベトナムっぽい感じがしますが、700円出して食べようとは思わない内容ですね。(空港で食事を済ませてしまったので辛口レビューです。)

▲カップ麺のフォーも提供されていました。1杯250円。機内食よりもこちらのほうが美味しそうに見えるのは、錯覚でしょうか。

▲飛行機は、真夜中のハノイ・ノイバイ国際空港第2ターミナル(国際線ターミナル)に到着しました。この時間帯は人気があまりなく、空港から出るのにも一苦労しそうです。

ジェットスター・パシフィックのハノイ便解説により、ベトナムがより身近に鳴ることは間違いありません。弾丸ベトナム旅行も出来る時代になりました。ぜひうまく活用して、ベトナムを楽しんでみてください。