スクートに乗ってドンムアン経由でシンガポールへ!TZ291便搭乗記

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スクートを利用してシンガポールに行ったのはこれが2回目。前回(4年前)は台北経由の便でしたが、全体的にあまり良い印象がありませんでした。今回はバンコク・ドンムアン空港の経由便ということで、ドンムアン空港での乗り継ぎにも興味があり、こちらの便に搭乗してみました。良かった点、以前と変わない点などをつらつらとレポートします。

◆搭乗便: スクート 往路TZ291便 復路TZ292便
◆スケジュール: 成田10:00→13:30ドンムアン15:50→18:55シンガポール
◆使用機材: B787-8

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チェックインから搭乗まで

▲スクートは成田空港第2ターミナルを利用しています。チェックインカウンターは出発時刻の3時間前から開いているようですが、私が訪れたのは2時間前。このときには既に行列もなくなっていて、さくっとチェックインを済ますことができました。

▲ただ、機内持ち込み手荷物のチェックは厳しく、逐一重量を量られます。機内持ち込みOKな手荷物にはタグが付けられます。

▲今回の利用ゲートは87番。第2ターミナルのサテライトの一番端にあります。チェックインカウンターから保安検査、出国審査を通過し、メインターミナルから続く連絡橋を渡り、さらにサテライトの一番端まで歩かなければなりません。早足でも15分程度はかかりますので、早め早めに行動しましょう。

▲スクートのB787型機に搭乗します。前回(4年前)のB777-200のフライトよりましなフライトになればいいのですが……

結局ハズレ座席に当たってしまった……

▲スクートのB787型機のエコノミーのシートは、3-3-3の配列になっています。前回のB777-200のキャビンと比べると、若干ゆとりがあるかなくらいの印象です。

▲しかし、自席にいってみると、シートの座面が何やら茶色の液体で汚れていました。うわっ、ちょっとこれは……。CAさんに、別の座席に移動してかまわないか尋ねたところ……

▲席の移動は認められず、その代わり座面の交換をしてくれました。予備の座面が機内に搭載してあることにビックリ。布のデザインが微妙に違いますね。

▲さて、これでようやく落ち着いて吸われました。足回りのスペースは、レガシーキャリアのそれに比べると窮屈さがあるのは否めませんが、LCCとしては平均的なところでしょう。ただやはり、隣の方が通路に出る際には、そのたびに立ち上がる必要はありました。

機内食は……素直に不味い!

▲さて、無事に離陸し安定飛行に移ったので、シートポケットの中をあさってみました。機内誌や機内販売カタログなど、レガシーキャリア並に結構な量が入っていました。

▲スクートは、飲食物の持ち込みは原則として禁止されています。ドンムアン空港までの6時間を飲み食いせずにずっと絶えるわけにもいかないので、機内食をオーダーしてみることにしました。機内でオーダーできるホットミールは5種類あり、いずれも12SGD(約1,000円)です。今回は、右下のカルダモン・バター・チキンをオーダーしてみました。現金のみならず、クレジットカードでの支払いが可能なので大変助かります。

▲10分ほど待って提供されたのがこれ。なんじゃこりゃ?写真とぜんぜん違う。不味そう……

▲バターチキンとライスを一緒にいただきましたが、やはり不味い……。見た目以上に不味い……。

▲特に最悪なのがこのライス。スプーンですくっただけで、コメの粒がグチャッと潰れてしまい、何を食べているのか全くわからない状態になります。ボソボソしていて本当に不味い……。スクートに乗ったときには、機内食を避け、カップラーメンをオーダーしたほうが無難だと思います。

凝った照明って必要?

▲さて、TZ291便は成田を午前10時に経ち、バンコク・ドンムアン空港には現地時刻の13時30分に到着する昼便です。時差も2時間しか無いので、時差ボケも起こらないはずです。にも関わらず、フライト中は照明が暗転し、半ば強制的におやすみモードになってしまいました。これって必要ですかね?

▲ドンムアン空港到着直前には、一気に真っ赤な照明に変わりました。薄暗いなかうとうとしていた方も、これにはビックリして飛び起きてしまったのではないでしょうか(笑)。

バンコク・ドンムアン空港を経由!

▲ドンムアン空港では、シンガポールへの乗り継ぎ客も含めて全員が一旦機外に出されます。乗り継ぎ客はゲートのところで呼び止められ、名簿のチェックを受けます。

▲チェックを受けると、乗り継ぎであることを示すシールを貼られました。また乗り継ぎのタグカードも手渡されます。

▲到着フロアを歩き、隅の方にある乗り継ぎのカウンターに向かいます。ここで再度名簿のチェックを受けた後、奥に進んで保安検査を受けます。出発フロアに出たら、先程乗ってきた飛行機が駐まっているゲートに戻り、再搭乗を待ちましょう。

▲再搭乗開始。座席は先程と同じ場所です。隣に座っていた方も私と同じくシンガポールまでの乗り継ぎだったようで、周りは先程のフライトと何ら変わらない顔ぶれでした。ドンムアン空港からは、2時間半ほどのフライトでシンガポールに到着します。

復路便チェックインでも荷物重量検査が厳しい!

さて、復路便のTZ292便についても注意点を。スクートは、シンガポール・チャンギ空港の第2ターミナルを利用しています。チェックインの際には、自動チェックイン機の利用が推奨されています。日本語にも対応しているのでさほど困ることなくスムーズにチェックインできると思います。

▲しかし、機内持ち込み手荷物についてはやはりかなり厳し目のチェックがあります。チェックインを済ませた私、何の気なしに出発ゲートに向かっていたところ、いきなり紺の制服を来たお兄さんに呼び止められ、手荷物の重量を計測されました。ドキッとするからやめてよー

ちなみに、スクートの機内持ち込み手荷物は、エコノミークラスの場合原則としてトータルで10kgまでとなっています。また追加料金を支払うとさらに7kg増え、トータルで17kgまで持ち込むことができます。(⇒詳細についてはスクート公式サイト

フライトを終えて

スクート、4年前のフライトに比べれば、機材が新しくなったせいか大分ましでした。ただし機内食は全くいただけず、この4年間なんら改善がなされてないようです。金を払って食べるレベルに達していません。機内食についてはなんとかしていただきたいのですが、今後も期待できないでしょうね。

スクートは、近々、関空からホノルルまで飛ぶとのことですが、この路線にはLCCのエアアジアXが参入してます。スクートかエアアジアXかどちらかを選べと言われたら、私は微妙な差でエアアジアXを選んでしまうかな?お互いに切磋琢磨して、快適なフライトを提供していってほしいものですね。

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