スポンサードリンク

2017年7月12日

仁川(インチョン)国際空港でのプライオリティパス利用に暗雲

ソウルの仁川国際空港は、日本人の利用も多く、私も乗り継ぎなどで度々利用しています。乗り継ぎ時間にはプライオリティパスを使って、食事やシャワーなどのサービスを享受してきました。しかし、その仁川国際空港でのプライオリティパスでのラウンジ利用について暗雲が立ち込めています。いったいどういうことなのでしょうか?

(「プライオリティパスって何?」な方は、本ブログ記事「プライオリティパスでラウンジ使い放題!…」を読んでから、本記事をお読みいただくとよりわかりやすいと思います。)




スポンサードリンク


問題の概要など

2017年7月現在、仁川国際空港ではプライオリティパスで以下の8箇所のラウンジを利用することができます。
  • Asiana Lounge (Concourse A)
  • KAL Lounge (Concourse A)
  • Sky Hub Lounge (Concourse A)
  • Asiana Business Lounge (Main Terminal)
  • Matina Lounge (Main Terminal East)
  • Matina Lounge (Main Terminal West)
  • Sky Hub Lounge (Main Terminal East)
  • Sky Hub Lounge (Main Terminal West)
このうち、アシアナと大韓航空(KAL)のラウンジが、ひょっとするとプライオリティパスで使えなくなる可能性があるのです。というのも、本日、次のような報道がありました。
大韓航空・アシアナ、仁川空港ラウンジで10年間不法営業
……仁川空港警察隊の関係者は11日、「3月から調査を始めた結果、大韓航空とアシアナ航空が乗客のためのサービス業務施設に分類されるラウンジで少なくとも10年間にわたり不法に営業した行為が確認された。最近、両社の役員を1人ずつ呼んで取り調べ、送検した」と伝えた。……(⇒中央日報
この記事をざっくりまとめてみますと、大韓航空とアシアナのラウンジは、10年間に亘って「乗客のためのサービス業務施設」としてサービスを行ってきたが、一部乗客に対しては有料にて飲食を提供していた。この有料による飲食の提供行為が「飲食店営業」と見做され、不法に飲食店営業を行ってきたことに対して摘発を受けた。また、その間の売上に対しては飲食店としての納税義務が発生するはずであるが、これについても納税を怠っていた、ということのようです。

つまり、有料で飲食を提供するのだから、エアラインラウンジも「飲食店」として扱うべきだよねってことですね。で、10年間に亘って、飲食店としての届け出も納税もしてこなかったということがよろしくないんですね。


プライオリティパス所持者への影響は?

さて、プライオリティパス利用者にとってはここからが大事なことなのですが、両ラウンジがプライオリティパス利用者を受け入れてきたことについても、当局は不法状態にあるとみなしているということなんです。
……警察は両航空会社がPP(Priority Pass)カード所持者と各航空会社のマイレージを保有する客を対象にラウンジを利用できるようにした点も不法に該当すると解釈した。……
プライオリティパスと提携すると、プライオリティパス運営側から両ラウンジに対してお金が流れます。その対価として、プライオリティパス所持者がラウンジを利用できるわけです。つまりは、プライオリティパスによる飲食も、あるでは有料による飲食の提供とみなされるという事らしんですね。

とすると、今後プライオリティパス利用者はどうすればよいのでしょうか?仁川国際空港ではプライオリティパスが使えなくなってしまうのでしょうか?


大韓航空・アシアナのラウンジが使えなくなることも?

現段階で問題とされているのは、上記のラウンジのうち大韓航空とアシアナのラウンジです。その他のSky HubやMatinaについては具体的な記述がないので推測でしかありませんが、これらは独立系のラウンジサービスであり、従来より「飲食店」として営業してきたのではないかと思われます。とすると、Sky HubやMatinaについては、これからもプライオリティパスによる利用が継続されるのではないかと考えます。

一方、大韓航空とアシアナのラウンジについては2つのパターンが考えられます。一つ目が、「飲食店」としての正規の登録を行い、今まで通りのサービスを展開していく場合です。この場合、プライオリティパス所持者は今まで通り当該ラウンジを使えるはずです。理想的なパターンですね。

二つ目は、最悪なパターンです。両ラウンジが「飲食店」としての登録を行わず、「乗客のためのサービス業務施設」のままでいる場合です。こうなると、両ラウンジはプライオリティパスとの提携を解除せざるを得なくなり、プライオリティパス所持者は両ラウンジの利用ができなくなると思われます。アシアナのラウンジはそれなりに食事がしっかりしていたので、提携解消になると本当に残念……

とにかく、現段階ではどちらに転ぶか予断を許しません。固唾を呑んで続報を待ちたいと思います。

スポンサードリンク


このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿