シャガール・ブルーが美しい!マインツのザンクトシュテファン教会

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ドイツ・フランクフルトからほど近いライン川沿いの都市マインツには、20世紀ロシア出身の画家マルク・シャガールがステンドグラスを手掛けた素晴らしい教会があります。それが今回ご紹介するザンクトシュテファン教会です。

マインツといえば、活版印刷を発明したグーテンベルクの生まれ故郷としても有名で、グーテンベルク博物館が人気ですが、それに負けず劣らず人気(というか絶対に訪れておきたい)なのが、このザンクトシュテファン教会なのです。

シャガールが手がけたステンドグラスで個々まで大規模なものは世界中探してもここだけ。そして、陽の光の加減により様々に表情が変化し、二度と同じ光を味わうことはできません。まさに「いま、ここ」な体験ができる稀有なスポットなのです!

▲マインツ中央駅から徒歩15分、小高い丘の上にザンクトシュテファン教会があります。外観はぱっと見、地味。装飾性に乏しく、やや寂しい印象です。しかし中にはいってみると……

▲うわぁ~!聖堂内が青い光で満たされていて、荘厳で神秘的です。これがシャガール・ブルーなんですね。

▲正面の祭壇には、見ごたえある巨大なステンドグラスが!シャガールらしいなめらかなラインで、キリストの生涯の様々な場面が描かれています。圧倒的な迫力、息を呑む美しさ!

▲正面以外にも、窓という窓が全てシャガール・ブルーのステンドグラスになっていて、一つ一つその模様が異なります。ひとつとして同じものはありません。

▲この青い光に包まれていると、ぼーっとしてしまい我を忘れるような不思議な感覚になります。日常の細々としたことから解放され、一切の雑念が消えててただただ青い光に包まれる、幻想的で特殊な体験です。マインツはフランクフルトからは電車で30分ほどですので、是非訪れてみてください。

ザンクトシュテファン教会公式ホームページ
マインツ中央駅から徒歩15分