ドイツ・フランクフルトから西に50kmほど行ったライン川沿岸は、ラインガウ地方と呼ばれ、昔から美味しい白ワインの産地として名を馳せてきました。そのワイン生産の中心地リューデスハイムは、美味しいワインが気軽に飲める街として、常に沢山の観光客が押し寄せています。
リューデスハイムのメインストリートが、こちらのつぐみ通り。石畳のさほど広くはない路地ですが、この周辺に美味しいお店が密集しています。今回は、その中でもとりわけ人気のある「リューデスハイマー・シュロス」をご紹介します。
▲つぐみ通り界隈はリューデスハイムのメインスポット。皆さん至る所で昼間から飲んじゃってます。手前のグループの方々、リューデスハイムにきてビールってのはだめでしょ!そこは白ワインじゃなきゃ!
▲さて、今回ご紹介するワインレストラン「リューデスハイマー・シュロス」は、そんな賑やかなつぐみ通りのど真ん中にあります。つぐみ通りに面したレストランの中でもとりわけ人気があり、ひときわ目立つレストランなのですぐにわかると思います。客席の多くは屋外にあり、開放的でとてもきもちがいいですよ。
▲私が訪れたのは午後8時頃でしたが、生バンドの演奏が催されていました。ポルカのような曲やドイツの民謡などはもちろん、この日は日本からの団体客が来ていたため日本の曲も何曲か演奏されていました。
▲宴も酣。こちらではバンドの演奏に合わせて円を組んで踊っちゃってます。どこの国から来たとか、言葉が通じるかなど全く関係なく、皆でこうしておふざけできるのはいいことです、ハイ。
▲こちらでは、どなたか誕生日の方がいたのでしょうか、”Happy birthdy to you”が聞こえてきました。こんな素敵なお店で誕生日を祝ってもらえるなんて、いい思い出になりますよね。
▲屋内の客席は、もっとしっぽりと食事をしたい方におすすめです。雰囲気のある内装で、ゆっくりと寛ぎながら食事ができます。
▲まずは、リューデスハイム名産の白ワインをいただきましょう!リューデスハイムの代表的ワイナリー「ゲオルク・ブロイヤー(Georg Breuer)」の2015年のリースリング(辛口)を頂きました。これが、マジで美味しいの!程よい酸味とスッキリとした味わいで、何杯でもいけてしまいそう!これはヤバイ!
▲メインディシュは「鮭のフィレ、焼きアスパラガスと自家製パスタ添え」にしました。うーん、美味しそう!
▲鮭もパスタもシンプルな味付けで、白ワインと合う、合う!パクパクいけちゃいますよ、これ!素敵なお店で美味しい食事、これこそが旅の醍醐味ですよね!
リューデスハイマー・シュロスは、リューデスハイムに訪れたならぜひ立ち寄っておきたいワインレストランです。なお、レストランには田舎風のホテルも併設されているので、そちらもチェックしてみてください。