早い者勝ちの自由席!元祖LCCのサウスウェスト航空が素晴らしい!WN2076搭乗記

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LCC(格安航空会社)のビジネスモデルを作り上げたと言われている、アメリカのサウスウェスト航空を利用する機会がありました。今回搭乗したのはラスベガスからロサンゼルス郊外のバーバンクまでの、およそ1時間のフライトです。短時間ではありましたが、かなり印象の良い快適なフライトでした。

というのも、サウスウェスト航空は他のLCCと比べても大変ユニークで、以下の様な特徴があります。

  • 全席自由席。
  • 預け入れ荷物が無料。(米国内線は大手でも25ドルかかる。)
  • LCCなのにソフトドリンクとナッツが無料サービス。

これらは利用者にとってかなりのメリットなのですが、一方で「従業員は第一、お客様は第二」という従業員第一主義をとっていて、従業員の満足度が高い会社としても知られています。一体どんなフライトなのでしょうか。

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▲まずは空港でチェックインを。サウスウェスト航空ではもちろんウェブチェックインも提供されていますが、今回は旅行中であったためチェックインは空港で行いました。チェックイン作業は全て自動化されていて、端末にパスポートを読み取らせ、指示に従って画面をタップしていけばものの1分ほどで完了します。搭乗券がプリントアウトされます。

荷物を預ける場合は、荷物預け用の端末で手続きを行うとバゲージタグが出てきます。それを荷物に貼り付け、荷物カウンターに持っていけばOKです。とても簡単で煩わしさもなく、かつ待ち時間もほとんどありません。

▲こちらが搭乗券です。中央に”B34″とプリントされていますが、これは座席番号ではなく、搭乗順の番号です。A1~A100の後に、B1~と続きます。つまり私のB34は、搭乗は134番目だということです。サウスウェスト航空は全席自由席で、搭乗した人から好きな席に座っていきます。私の前には133人が搭乗しているので、私が自由に選べる席は限られてしまいますね。

この搭乗番号は、チェックインが早い人から割り振られていくようです。ウェブチェックイン開始直後にネットでチェックインを済ませれば、早い番号が割り当てられ、好きな席を自由に選べるようになるのですね。

▲さて、搭乗が始まりました。A1の人から順番に搭乗口に並んでいきます。大抵の方はサウスウェスト航空に乗り慣れているらしく、このユニークな搭乗方法に戸惑う人は見受けられません。搭乗はスムーズに進んでいきます。

▲やっと私の番がきました。CAさんはフレンドリーで感じもいいですね。

▲機内は結構席が埋まっています。窓際の席に座れないかな~?

▲後方の座席は意外と空いていました。窓側席に座りましょう!

▲足回りのスペースは、日本のLCCよりかは若干広いように感じられます。今回は1時間ほどのフライトなので、全く問題ありません。

▲シートポケットには、安全のしおり、メニュー、機内誌が入っていました。

▲サウスウェストのもう一つの特徴が、ソフトドリンクが無料だという点です。LCCではドリンクは水でさえも有料なのが普通なのに、サウスウェストは頑張っていますねえ。さらに、5ドル出せばカクテルも作ってくれるらしいんです!

▲無難にオレンジジュースをいただきました。ピーナツ、またはプレッツェルもサービスされます。どこまで太っ腹なんすか、サウスウェストさん!

▲見渡す限り何もない砂漠を1時間ほど飛んで、ロサンゼルス郊外のバーバンク空港に到着しました。料金は60ドルで、6,000円ちょっとです。こんなに安くて、サービスもよく、さらに預け入れ荷物も無料とくれば、他の航空会社を利用するのがバカバカしくなってしまいますよね。こりゃ、アメリカの航空大手が経営不振に陥るわけだ。次にアメリカに行った時も、サウスウェストを利用しようと思います。

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