混まないサンノゼ空港はサンフランシスコ空港より使える!カルトレインでのアクセス方法

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サンフランシスコ半島の南部に位置するサンノゼ国際空港(ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港)は、中規模の空港ながらシリコンバレーへの玄関口としての役割を担っています。日本からはANAが成田から1日1便飛んでいて、主にシリコンバレーのビジネス客をターゲットにしているものと思われます。

しかし、この空港はサンフランシスコへの玄関口としても利用できるんじゃないかと思うんです。というのも、サンフランシスコ中心部からは1時間半ほどですし、サンフランシスコ空港よりも利用客も少なく、チェックインや保安検査が非常にスムーズなんです。他のアメリカの空港の酷さと比べると間違いなくトップレベルの快適さなので、あえてここを使ってみるのもありかなと。そこで今回は、サンフランシスコ市内からサンノゼ空港までの、鉄道(カルトレイン)とバスを使ったアクセス方法をご紹介します。

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カルトレイン(Caltrain)は、サンフランシスコ半島を南北に貫く私鉄で、最北のサンフランシスコと最南のギルロイを結んでいます(⇒路線図)。沿線には、サンフランシスコ国際空港やサンノゼ国際空港、さらにスタンフォード大学などがあり、シリコンバレーを結ぶ大動脈としての役割を果たしています。

今回は、このカルトレインを利用して、サンフランシスコからサンノゼ空港にアクセスしてみました。シリコンバレーの鉄道なのでかなり混んでいるのかと思ったのですが、朝の通勤通学の時間帯でもさほど混んではいませんでした。アメリカは車社会ですからね。海外ではできるだけ公共交通機関を利用するようにしている私にとっては、これはかなりありがたいわけです。

▲まずはチケットを購入します。カルトレインの料金はゾーン制になっており、サンフランシスコ駅からサンノゼ空港の最寄り駅であるサンタクララ駅までは4ゾーンで、片道9.75ドルです(⇒料金表)。自動販売機で乗車するゾーンの数を選択し、支払い(クレカも可)を済ませれば、上のようなチケットが発券されます。チケットの有効期間は4時間で、乗車中に検札がありますので無くさないようにしましょう。

▲今回乗車したのは、こちらの列車。なんと総二階建ての巨大な列車でした。いかにもアメリカらしい、豪快で細かいことを気にしない車両です。

▲乗ってみて驚いたのですが、車両の中央が吹き抜けになっているんですね。こんな列車、生まれて初めて乗りましたよ!おそらく背の高い人が1階の天井に頭をぶつけないようにという配慮なのでしょうが、大胆なアイディアです。車内は至って静かで、スタンフォード大学の学生さんと思しき人たちが熱心に本を読んでいました。

▲サンフランシスコ駅を出発してから1時間20分ほどで、サンノゼ空港の最寄り駅であるサンタクララ駅に到着しました。ホームに屋根すらないのどかな雰囲気の無人駅で、なんとなく不安になりますがこちらで間違いありません。

▲サンタクララ駅からはサンノゼ空港までは、10番の無料バス”Free Airport Flyer“で移動します。このバスはサンタクララ駅、サンノゼ空港、メトロ駅を結んでいます。サンタクララ駅のプラットフォームを出てすぐのところにバス停がありますので、迷うことはまずありません。これに乗っておよそ10分でサンノゼ空港に到着です。

【まとめ】
サンフランシスコ市内からサンノゼ国際空港までは、10ドル弱でアクセス可能です。静かで落ち着いた、雰囲気のいい空港ですので、機会があれば是非試してみてください。

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