ベトナム・ダナンからホイアンまでの移動は巡回バスが最安!バイクタクシーには注意!

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▲ベトナム中部の都市ダナンから世界遺産の古都ホイアンまでは巡回バスが出ており、1時間ほどでアクセスできます。料金も安く、現地の人のみならず旅行者にも人気です。今回私はこのバスを使ってダナン⇔ホイアン間を往復してみました。その時の様子と、利用上の注意をまとめておきます。

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▲ダナン市内のバス停留所のうち、旅行者にとって最も分かりやすいのは、こちらのダナン大聖堂(⇒GoogleMaps)のバス停です。ピンク色のとても目立つ建物で、タクシーの運転手に大聖堂の写真を見せただけで「ああ、あそこね」という感じでぱっと連れて行ってくれます。

▲大聖堂の真正面に、ホイアンへのバスの停留所があります。バスは日中は10~15分程度の頻度で運行されていおり、しばらく待っていれば真っ黄色のバスが巡ってきますので、手を上げで乗車の意思を示して停まってもらいましょう。

ちなみに、このバス停は観光客がよく利用するということを現地の人も分かっていて、バス停で待っているとしきりにバイクタクシーが声をかけてきます。「ホイアンまで乗せて行ってやるよ。写真もとってやるよ」と甘い言葉をかけてきますが(それもしつこく)、興味がなければはっきりと断りましょう。法外な料金を要求されるのがオチです。

▲バスには運転手の他に車掌さんが同乗しています。車掌さんが座席を指定してきますので、従いましょう。バスの中はかなりオン●ロ。エアコンといった気の利いたものはないので、窓から入る自然の風を楽しみましょう。利用者のうち8割位が現地の人ですが、バックパッカーのような旅行者も乗車していました。

▲スーツケース等大型の荷物は、車内の空きスペースにまとめて置かれます。キャビン下のトランクなどはありません。一応車掌さんがかなりしてくれてはいるのですが、荷物から目を離さないようにしたほうが無難であることは言うまでもありません。

さて、料金についてなのですが、これがなかなか厄介でして。乗車中に車掌さんがまわってくるので、そのタイミングで支払うことになっているようです。公式の運賃は片道18,000ドン(約90円)で、車掌さんは相手が現地のベトナム人ならば素直にその額を受け取っていきます。しかし相手が外国人と見るや、いきなり吹っかけてくるのです。

私が乗ったバスでは、往路の車掌さんはおばちゃんで、30,000ドン(約150円)を要求してきました。その時は交渉するのが面倒くさかったので、言われるがまま30,000ドン支払いました。

しかし、復路のおじちゃんの車掌さんは、なんと50,000ドン(約250円)を要求してきました。これは流石にボリすぎです。身振り手振りと片言の英語で「料金は18,000ドンだというのを知っているよ。50,000ドンはないだろう」ということをにこやかに伝えると、車掌さんは「こりゃ参ったな」という表情をしていました。結局チップという意味合いも込めて30,000ドン支払ったわけですが。

▲五行山(マーブルマウンテン)を経由し、ホイアンのバスターミナル(⇒GoogleMaps)には1時間弱で到着します。バスターミナルはホイアンの街外れにあるので、街中までは自力で移動する必要があります。ターミナルにはバイクタクシーが待ち構えていて、バスを降りるやいなや声をかけてきます。しかし、私としてはバイクタクシーではなく、この緑色のマイリンタクシーを利用するのをおすすめします。

マイリンタクシーはベトナム全土に展開しているタクシー会社で、まっとうな商売をしている信頼の置けるタクシーです。基本的にメーター制で、ボッタクリもありません。ホイアン市内ならばせいぜい100,000ドン(500円)以下で連れて行ってくれるので大変便利です。

一方、バイクタクシーでは、同じルートを移動した際にマイリンタクシーの料金の倍の額を請求されました。吹っかけてきますねぇ。ですので、事前に交渉しないかぎりは、できるだけバイクタクシーは避けたほうがいいですね。

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