ドンムアン空港からバンコク市内への最安移動手段はこれだ!鉄道利用で5バーツから!

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エアアジアやノックエアなどが就航しているバンコク・ドンムアン空港は発着便がかなり多いのですが、その割にはお世辞にも交通の便がいいとは言えません。というのも、鉄道は1日15本しかなく、たいていはバスかタクシーを利用することになるからです。

ただし、1日15本しかない鉄道の最大のメリットは、そのやすさですよね。なんと、空港からバンコク中心部まで最安で5バーツ(約18円)で行けてしまうのです!ということで、今回試してみました。

ドンムアン空港からバンコク市内へ

▲ドンムアン空港の到着フロアからドンムアン駅までのアクセスには、道路をまたぐ連絡橋を使うのですが、その連絡橋の入口が見つけにくいんです。この小さくExitと書かれた出口がそう。初めてだと絶対見落としてしまいますよ。

▲出口の右側には、ドンムアン駅からバンコク・フワランポーン駅(正式名称クルンテープ駅)までの時刻表がありました。クリックすると画像を拡大できます。これを見ると、ドンムアン駅からバンコクまでの列車は、1日に15本しかありません。1本逃すと2時間待ちです。

▲到着フロアからドンムアン駅までは連絡橋を利用するのですが、先ほどの薄暗い出口を出てみると、なんといきなり階段があるではありませんか!荷物を抱えて連絡橋まで登るのはちょっとつらい……

▲そこで、周囲を探ってみると、出口の右手側数mほどのところに、エレベーターが有りました。これを利用すれば楽ですね。ただし、トランジットホテルのサインしかなく、ドンムアン駅関係の表示は全くないので、見落としてしまうかもしれません。注意しましょう。

▲エレベーターで一つ上の階に上がりました。この通路を進みましょう。突き当りはトランジットホテルなのですが、その手前に…

▲ドンムアン駅に行くには、通路途中にある隠し扉のような出口から外にでる必要があります。一応駅への案内は出ているのですが、あまり目立たなかったので私は通りすぎてしまいました。お気をつけください。

▲鉄扉を開けと外に出ます。すると緑色に塗られた連絡橋が先ほどの通路と平行に伸びていました。

▲少し歩くと、連絡橋の右側に下へと降りるスロープがあります。駅につながることを示す案内はありませんが、このスロープで下におりましょう。

▲スロープを降りると、そこが駅のプラットホームになっています。案内表示が少ないので、ここに到達するのに結構迷いました。

▲プラットホームの奥に切符売り場があるので、こちらでバンコクまでの切符を購入しましょう。普通列車ならば最安5バーツ、急行ならば25バーツ、特急なら321バーツです。ただし、ドンムアン駅からバンコクまでは、普通列車だろうが特急だろうが、所要時間は大して変わりません。

バンコク市内からドンムアン空港へ

▲さて、帰りも鉄道を使ってみました。バンコクのフワランポーン駅からドンムアン空港へ、朝6時40分発の急行列車に乗ります。料金は25バーツ。ペラペラの紙の切符なので、レシートと間違えてぐしゃぐしゃにしてしまいそうです。

▲フワランポーン駅は結構大きく、プラットホームも多いので迷わないように!出発時刻を頼りに、乗るべき列車を探し当てました。

▲タイの鉄道は、プラットホームの高さが列車の床面の高さに揃えられているわけではないので、ステップを使ってよいこらしょと自力で乗り込まなければなりません。荷物が大きいと、ちょっと大変。

▲社内はこのような雰囲気です。空港利用者ばかりでなく、地方へと向かう人もたくさん乗り合わせていました。走行中には車掌さんの検札がありますので、先ほどの切符を提示しましょう。ドンムアン空港までの22kmを、1時間書けてゆっくりと走っていきます。(これじゃ、背全然急行じゃないでしょ!)

さて、時刻表や料金については下記のページをご参照ください。
タイ国鉄時刻表検索
プルダウンから、”Bangkok”と”Don Muang”を選択し、”Check”をクリックすれば、時刻表が出てきます。

Typeには、Ordinary(普通列車)、Rapid(急行)、Special Express(特急)の3つがありますね。一人あたりの料金は、普通列車が5バーツ、急行が25バーツ、特急が321バーツです。特急は高いですね。

バンコク市内からドンムアン空港までのタクシー料金が200バーツ程度なので、特急を利用するならば、タクシーのほうが安くつくということにもご留意ください。