マクタン・セブ空港からの移動は白タクシーがお薦め!セブシティまで200~300ペソで割安&ぼったくり回避の方法

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セブでの移動で観光客にオススメできるのは、タクシー一択です。他の交通手段と比べると割高ではありますが、日本人の感覚では激安だと思います。最もトラブルに合う可能性が低い、まともな交通手段です。

というのも、例えばジプニー(乗合バス)はたいてい現地の人ですし詰め状態で、大きい荷物を抱えた観光客が乗れるスペースはありませんし、そもそも乗降場所や支払い方法に慣れていないとかなり戸惑うと思います。また、トライシクル(サイドカーバイクタクシー)や馬車は、観光目的のちょい乗りにはいいかもしれませんが、市街地からリゾートホテルなどの距離を移動するのには使えませんね。

今回は、空港からセブシティまでの安いタクシーの見つけ方と、タクシー利用の際の注意点を記しておきます。

マクタン・セブ国際空港の到着フロアには、イエロータクシー(チケット制の定額タクシー)の受付カウンターがあります。イエロータクシーは、空港からセブシティ市街まで400ペソ。どこで降りても400ペソです。カウンターでチケットを購入し、それを客待ち中のタクシーに出せば目的地に連れて行ってくれるので、大変手軽です。しかし、400ペソという料金は、セブの相場からすれば高すぎるかなとも思います。

▲そこで、今回はイエロータクシーカウンターを華麗にスルーし、メーター制の白タクシーを利用してみます。白タクシー乗り場は、到着フロアから若干距離があります。到着フロアを出るとすぐに、”Welcome to Cebu!”のサインが目に入ってきますので、画像の右方向へ進みましょう。

▲”TAXI”という案内が見えてきます。横断歩道を渡りましょう。

▲横断歩道を渡るとまた”TAXI”のサインが。荷物が軽ければ、右側に進み階段で上に上がります。重い荷物がある場合は、左側にあるスロープを使って上に上がりましょう。

▲今回は荷物が少なかったため階段を利用しました。階段の上には、タクシーを待つ行列が見えますね。

▲ゲッ、タクシー待ちの人がかなり並んでいますね。こりゃ結構待つかなぁ……。と一瞬思ったのですが、白タクシーが次から次へと客を乗せていくので、サクサクと進んでいきました。10分ほどで私の番に。

▲スタッフが、車の車体番号?を書いた紙を渡してくれました。これに乗れってことなのでしょうね。

▲こちらが白タクシーです。荷物をトランクに積み込み行き先を告げれば、あとは運転手さんにおまかせです。

さて、ここで問題になってくるのが「料金」ですね。誤解を恐れず言いますと、セブのタクシードライバーは、ことあるごとに観光客をカモろうとする傾向があります。相場が200ペソのところ、交渉の段階で「300ペソでどうだ?」と言ってきたり、なかなかメーター支払いに応じようとしなかったり。まあ、ボッタクリと言ってもドライバーが脅してくるようなことはなく、「この客はカモにはできないな」とわかればあっさりと折れるのが常ですが。

そこでカモられないようにするためには、事前に大体の相場を抑えておく必要があります。セブシティは広いので、どこで降りるかでかなり料金に開きが出てしまいますが、ざっと以下のようになります。

空港~セブシティ市内 200~300ペソ
空港~マリバゴ地区 200ペソ程度
マリバゴ地区~セブシティ市内 250~400ペソ

乗車する前に予め交渉して支払う料金を決めてから利用するのもよし、タクシーメーターを利用するのもよし。言葉に不安があるのならば、後者でしょうね。タクシーメーターを指さし、強く主張すればいいと思います。なあなあでやってしまうと、カモにされてしまいますので、強い意思表示が必要です。ちなみに、タクシーの初乗りは40ペソですので、メーターに40.00と表示されていることを確認しましょう。

(以下体験談)
マリバゴ地区から空港までの移動に、ホテルの外で客待ちしていた白タクシーを利用しました。「空港まで」と告げると、ドライバーは「300ペソかかる」と言ってきました。これは明らかにぼったくりです。「昨日、セブシティのパークモールからマリバゴまで来るのに250ペソだった。その中間にある空港までが300ペソなのは、明らかにおかしい」と抗議したところ、ドライバーはあっさりと折れメーターを使うことになりました。

結局、マリバゴ地区から空港までは、メーターでは180ペソ弱でした。ドライバーへの不信感から、乗車中は私はずっと不愉快だったため、チップを弾む気など毛頭なく、きっかり180ペソを支払って降車しました。最初から誠実な対応をしてくれていたら、チップを含め200ペソ調度を払っていたでしょうに。カモにしようとする行為は、逆にドライバーの収入にはマイナスになるのではないかと思います。セブのタクシードライバーには、誠実さによって得られる見返りに対する認識が欠落しているように感じられました。

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