アンコール・ワット観光に来たら是非見ておきたいのが、カンボジアの伝統舞踊のアプサラダンスです。アプサラダンスとは、古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する女神アプサラスが人々の教えたとされ、ヒンドゥーの影響を受けたクメール王朝でも宮廷舞踊として踊られてきました。
その伝統舞踊が手頃な価格で楽しめるのが、レストラン「クーレン2」です。クーレン2は、観光客向けのビュッフェ式の大規模なレストランで、アプサラダンスの他にもガンボジアに伝わる伝統的な音楽や民族舞踊のショーが毎晩行われています。
夜のシェムリアップの街をトゥクトゥクに乗って移動します。トゥクトゥクでのシェムリアップ市内の移動は2USDが相場です。交通ルールはあってないようなものなので、トゥクトゥクのドライバーに身を委ねるしかありません（笑）。
クーレン2に着きました。きらびやかな電飾で飾られています。
エントランスには、きれいな衣装を身にまとった踊り子さんのバナーが掲げられていました。本当に綺麗。
予約なしで訪れたのですが、問題なく入れました。料金は12USD。これにドリンク料金とサービスチャージ等が加算されます。それでも15USD程度で、支払いは食後になります。
場内はとても広く、日本の体育館くらいのスペースに椅子とテーブルがずらっと並べられています。既に場内はお客さんでいっぱいで、とても賑やかでした。
案内されたのは、ステージに向かって一番左端の席でした。予約なしできたので、隅の方になってしまうのは仕方ありませんね。ホテル等で予約してもらってから来れば、真ん中あたりの席に座ることができたかもしれません。その点はやや後悔。
ビュッフェは、クメールの伝統料理から洋食、中華、和食まで様々な料理が取り揃えられていました。かなりメニューが豊富です。
またその場で調理してくれるのも嬉しいですね。揚げ物ではバナナのフライが人気で、出来上がりとともにすぐになくなってしまいます（笑）。スタッフさんも大忙し。
こちらはライスヌードルを茹でて提供してくれます。太麺と細麺のどちらかをチョイスします。おこのみで魚醤やスパイス、ライムなどをトッピング。
いろいろ持ってきてしまいました（笑）。ガッツリ頂きます。
さて、ショーは7時半から開始され、9時頃まで断続的に行われます。前半は農民の踊りなどが踊られます。
そして後半がメインのアプサラダンス。まずはトップの踊り子さんのソロ。賑やかだった会場の雰囲気が、ガラッと変わりました。存在感が全然違います！
続いて、他の踊り子さんたちが加わり群舞になりました。豪華かつ優雅な舞！見とれてしまいます。
アプサラダンスは、ぜひ一度は見ておいてください。神秘的でエキゾチックなこの踊りを見ずに帰ってしまうのは非常にもったいないです。
