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新エアアジア・ジャパンが楽天と設立記者会見をやってたよ

新エアアジア・ジャパンの設立記者会見がありました。小田切社長の他、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEO、楽天の三木谷社長が揃い踏みする豪華な記者会見でした。記者会見を見ての寸感と発表内容を記しておきます。

【寸感】
トニーCEOは終始笑顔でしたが、心の底ではかなりANAやバニラにお怒りのようです。というのも、小田切社長や三木谷社長はANAやバニラへの言及は全くなかったのですが、トニーCEOは直接的に言及する場面が数回あり、相当意識しているものと感じられました。バニラを潰しにかかろうとしているのではないでしょうか。

また、就航地についてはトニーCEOは2回にわたり茨城について言及したのですが、小田切社長は茨城については全く触れませんでした。両者の間で、方針について幾分齟齬があるのでは?

さて、機体デザインに蜷川実花を起用するとの発表がありました。これは如何なものでしょう。そもそも、高い金を払ってデザインさせること自体LCCの理念に反すると思うのですが。さらに蜷川の出したデザイン案がかなりけばけばしく、一航空ファンとしては受け入れがたいものでした(下部画像参照)。蜷川も「(この飛行機に乗って)マレーシア(に行きたい)」と語るなど、エアアジア・ジャパンの事業内容を理解していないようでした。大丈夫かよと、一抹の不安がよぎります。

いずれにせよ、LCCの選択肢が増えることは喜ばしいことだと思います。今後、どのような展開をたどるのか、旧エアアジア・ジャパンの失敗を教訓にすることが出来るのか、遠巻きに見守っていきたいと思います。

以下、記者会見の大雑把な内容です。

開始早々サプライズがありました。青いシャツをきた小田切社長が、突然シャツを引き裂くように脱ぎ捨て、コーポレートカラーの赤のポロシャツに早変わりしました。これは、ANAからの脱皮というメタファーでしょうね。

■小田切社長プレゼン内容

●エアアジア・ジャパン経営戦略5つの柱
・安全運航・基本品質の向上
・徹底したコスト管理
・顧客価値創造(航空業界を変えるチャレンジ)
・グループシナジー(エアアジアでアジア各国へ)
・WinWinパートナーシップ(地域経済団体・自治体などと連携)

●事業概要
エアアジア・ジャパン株式会社
資本金70億円
国内線を充実させ、その後国際線へ

●出資者
エアアジア
オクターヴ・ジャパン
株式会社ノエビアホールディングス
株式会社アルペン

■トニー・フェルナンデスCEOプレゼン内容
・これはエアアジア・ジャパンPart2である
・ANAとは違うやり方で挑戦するチャンスである
・青から赤へ変わる
・日本の旅行業界を一変させる
・世界を日本に呼び込み、日本人はアジアへ
(眠眠打破を飲むパフォーマンス)
「ANA、ピーチ、バニラ、JAL、気をつけろ!」
(楽天三木谷社長を紹介)

■三木谷社長プレゼン内容
・欧米やアジアではLCCが活況
・訪日外国人2000万人達成のためにはLCCが欠かせない
・エアアジア・ジャパンが日本の空をオープンにする
・空港行政への要望(空港使用料引き下げ・空港24時間化)

質疑応答での各氏の発言内容

■小田切社長
・ハブ空港は未定、最終的な発表は今後
・東京は羽田に入りたい
・幹線を重視し安定したらそれ以外の路線へ
・来年夏サマーダイヤの就航
・エアアジアからのリース(新造機)を使う。2015年中4機に、その後1年間に5機ずつ増やす
・パイロット不足は自社育成で対応。グループ内でのパイロットのやりくりも視野に

■トニー・フェルナンデスCEO
・新エアアジア・ジャパンは意思決定が速い。人が違う。同じ意志を持った起業家同士
・東京以外にも茨城・神戸など視野
・規制がオープンになりつつあるので期待できる
・Now Everyone Can Flyを徹底

■三木谷社長
・チケット販売のみならずインフライトサービスにも参加したい
・楽天の出資比率は18%
・エアアジアグループと楽天グループのシナジーが大きい
・コボを機内で使う

スペシャルゲストとして蜷川実花が登場
機体デザインを蜷川が担当し、いくつかの案を披露
「ウキウキするようなものを目指してデザインしている」
どこに行きたいかとの質問に「マレーシア(笑)」と回答

最後に場内のプレスに、トニー・フェルナンデスCEOからの差し入れとして様々なアイスが配られる。「これは多様性を示している」というアナウンス。バニラを意識した当てつけか。

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