【祝!新千歳就航!】バニラエアの初便に乗ってみた 成田→札幌(新千歳) JW901搭乗記

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昨日1月29日、バニラエアが成田/新千歳線に就航しました。この就航初便に搭乗してきましたので、フライトの様子をレポートします。

バニラエアは成田空港の第2ターミナルを利用しています。ターミナル1階の、エプロンに向かって左の隅にチェックインカウンターがあります。遠目からも黄色い大きなサインが目に入りますので、まず迷うことはないとでしょう。この一角は、以前はエアアジア・ジャパンのチェックインカウンターが置かれていました。当時は赤が目に痛かったのですが、現在は黄色と青のバニラエアのコーポレートカラーに塗装されています。こちらのほうが目に優しいですね。

カウンターでチェックインを済ませると、レシートタイプの搭乗券が発券されます(機内で撮影)。レシートタイプの搭乗券がLCCで使われ始めた当時は、あまりにも頼りないペラペラな感じに違和感を覚えましたが、今はもうすっかり慣れてしまいました。むしろ現在ではレガシーキャリアでもレシートタイプの搭乗券を導入するほどです。

カウンターの横の殺風景な通路を通り、搭乗エリアに向かいます。

通路は、バニラエア専用のローコストなターミナルにつながっています。プレハブのターミナルに入るとすぐに保安検査を受け、その先の待合室へと進みます。

待合室の様子です。まるで大きな倉庫のようですね。ベンチも半分以上が金属製のもので、いかにもLCC的です。待合室の横には、軽食やバニラエアのグッズを販売する売店「Vstore」があります。

こちらは搭乗口M。ここからバスに乗り、飛行機が駐機されているスポットまで移動します。

搭乗口の周りに人が集まってきました。ほとんどが、カメラを抱えた男性です。何事でしょうか。

どうやら、初便を記念してのセレモニーが始まったようですね。皆写真をバチバチ撮っています。先ほどの男性たちは、おそらく私のような飛行機ファンや、初便巡礼の方々なのでしょうね。同じ臭がします(笑)。

バニラエアの石井社長自ら挨拶をなさっていました。

セレモニーが終わるとすぐにゲートが開きました。いよいよ搭乗の開始です。

搭乗券のQRコードを、QRコードリーダーで読み取っていきます。エアアジアの時は、プリントアウトした搭乗券を手でもぎ取ったりなどしていて時間がかかりましたが、QRコードリーダーの導入で大幅に時間を短縮できているようです。

バスが動き出すと、経営陣の方々が手を降って見送ってくれました。

飛行機に乗り込みます。飛行機のデザインも柔らかい色使いで好感が持てます。

シートは黒のレザーと赤のベルト。エアアジア・ジャパン時代のものと同じですね。特に真っ赤なベルトはエアアジア・ジャパンを彷彿とさせますので、せめてこのベルトだけでも取り替えられたなら、機内の雰囲気もぐっとバニラエアらしくなったかもしれません。

足元スペースはやはり狭いです。1時間ちょっとのフライトですので、全く問題はありませんが。

席は9割程度埋まっていました。初便のためか、あるいは新千歳というドル箱路線のためか、なかなかに人気のようです。

シートポケットの中身がこちら。安全のしおり、機内食のメニュー、免税品のパンフレット、そして目的地の割引クーポンが多数掲載された「たびクーポン」です。

離陸後しばらくして、機内販売が始まりました。機内食をオーダーしようと思ったのでが、前方の利用客のサービスに時間がかかり、全く私の所まで来てくれません。前方は飛行機ファンや初便巡礼者が陣取っていて、一人ひとりかなり注文しているようです。私の席のところまで来ないまま、着陸態勢に入ってしまい、機内販売サービスは中断されてしまいました。

新千歳空港に到着しました。初便ということで、到着ロビーでは多数のメディアが取材をしていました。

インタビューを受けている搭乗客もかなりいます。なぜ、私にはインタビューしてくれないのでしょうか?

ゆるキャラも3体お出迎え。ごめんなさい。3体とも名前がわかりません。

初便搭乗者には記念品が配られました。

記念品の中身がこちら。北海道のスイーツの詰め合わせや、ハスカップのいろはす、各種観光パンフレットなどです。

初便搭乗証明書も入っていました。これは飛行機ファンには嬉しいですね。

【寸感】
遅延、その他のトラブルもなく、定刻通りのスムーズなフライトでした。機内販売が私のところまで辿り着かなかったのは残念ですが、飛行機ファンが多く利用する初便ということもあり、この点には目をつぶりましょう。また、あくまで個人的な印象ですが、エアアジア時代の殺伐とした雰囲気がなくなり、「バニラ」という語から連想されるような柔らかさがクルーから感じられるようになったのにも好感が持てます。日本の利用者には、新しくなったブランドイメージのほうがウケが良いと思います。

JW901便 NRT 08:00 – CTS 09:45
運賃 1,000円(わくわくバニラセール運賃)
支払い手数料 200円

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