松山・伊予鉄道の坊っちゃん列車に乗ってみた

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松山の市電の名物、伊予鉄の「坊っちゃん列車」に乗ってみました。

坊っちゃん列車は、1回の乗車につき大人300円、小児200円となっていますが、松山の観光が目的ならば、市内電車・バス1日乗車券と坊っちゃん列車1回乗車がセットになった「セット乗車券」(大人500円、小児300円)がお得です。

セット乗車券は、オリジナルのデザインが施された茶色の名刺サイズの厚紙になっており、乗車の記念にもなります。セット乗車券は松山市駅のいよてつチケットセンターや、JR松山駅の観光案内所等で販売されています。

では早速松山市駅から、坊っちゃん列車に乗車しましょう。坊っちゃん列車は毎日20本程度運行されていますが、ダイヤが決まっていますので、事前に時刻表で発車時刻を確認しておきましょう。

車掌さんに乗車券を渡すと、乗車券にパンチで穴を開けられます。手動で穴が開けられた切符って、もう全く見かけませんよね。懐かしいです。

機関車の後ろに客車が2両連結されていました。客車の数は便によって異なるようです。

こちらが客車のないそうです。すべて木製で、いい味出てます。坊ちゃんが東京から松山に赴任する際の旅も、こういった雰囲気だったのでしょうか。

天井まで木製です。趣がありますね。いよいよ道後温泉に向けて出発、松山市内を15分の小旅行です!

ギギギと、木の軋む音を響かせながら松山市内を走ります。ゆったり、のんびり、気長に道後温泉まで行きましょう…

が、

うるさい!ガタガタ、ギギギという走行音が脳天を突き刺すようなうるささなのです!とても耐えられたものではありません。

おしりが痛い!クッションのない木製ベンチのため、車両の揺れが自家に伝わってきて、しばらくす乗っているとおしりが痛くなってきます。

寒い!暖房は一切設けられていないため(冷房もなし)、室内の温度は外気と全く変わりません。とても15分も耐えられません!

ギブアップし、途中の停留所で下車しました。後続の、一般的なタイプの市電を待ちます。

旧タイプの市電が来ましたが、これはスルーします。旧タイプはそれなりに音がうるさいので。

低床の新型車両が来ました。これに乗りましょう。車内は静かで暖かく、快適です。

道後温泉に付きました。レトロな駅舎がいい感じです。冷えきった体を温泉で温めるとしましょうか。