台湾に着いたら真っ先にすべきなのは、プリペイドSIMの購入です。異論は認めません!台湾では空港に通信各社がブースを構えていますので、そこでSIMを購入してしまえば、料金の心配をすることなくデータ通信使い放題になります。
今回は台北桃園国際空港第2ターミナルにて購入した、台湾モバイル(台灣大哥大)のプリペイドSIMについてレビューします。
桃園国際空港第2ターミナルのプリペイドSIM売り場は、やや気づきにくい場所にあります。入国審査→バゲージクレーム→税関検査と進んだ後、ロビーに出て左手へ歩いていきます。ターミナルの端に突き当たったら、左側にギラギラと輝く電光掲示板が目に入ってきますので、そこがSIM売り場です。
ここには、今回利用した台湾モバイルの他、中華電信、遠傳電信(FAREASTONE)、威寶電信(VIBO)が横一列に店を構えていますので、好みの通信会社のSIMを購入できます。
ただ、私が確認できた範囲では、料金プラン的にはどの通信会社も似たり寄ったりですので、当ブログとして強くおすすめする通信会社は特にありません。エリアやデータ通信速度など各社ごとに違いはあるのでしょうが、今回ではそこまでリサーチできませんでした。
そこで、前回の訪台の際にもお世話になり、安定感のあった台湾モバイルをまた購入してみました。いくつかのプランが有り、滞在期間や通話料等によって使い分けることが可能です。
プランA | 300TWD | 3日間(データ通信無制限+無料通話分100TWD) |
プランB | 300TWD | 5日間(データ通信無制限+無料通話分 50TWD) |
プランC | 500TWD | 5日間(データ通信無制限+無料通話分300TWD) |
プランD | 500TWD | 7日間(データ通信無制限+無料通話分150TWD) |
プランE | 500TWD | 10日間(データ通信無制限+無料通話分100TWD) |
プランF | 1,000TWD | 30日間(データ通信無制限+無料通話分450TWD) |
同じ料金のプランでも、無料通話分の大小によって有効日数が異なってきます。今回は3泊4日(実質的に台湾に滞在するのは丸々3日)で、通話をする予定は全くいので、300TWDのプランAまたはプランBのどちらでも良いことになります。とりあえずプランAにしてみました。
カウンターには、やや細かい表が貼り付けてあります。日本への通話料金や追加チャージ等の記載もありました。
さて、店員にプリペイドSIMを購入したいと伝えると、パスポートの提示を求められました。支払いは現金またはクレジットカードで、スムーズに購入できます。
そして渡されたのが、このカードです。受け取る際に、「普通サイズのmini-SIMで問題はないか」と聞かれました。私のシムフリー端末はmini-SIMカード対応のため、「それで構わない」と応えましたが、micro-SIMやnano-SIMの用意もあるようですので、iPhoneなどをご利用の方はそちらをリクエストした方がいいでしょう。
ダダダッと、機関銃のような説明が英語でなされました。日本への電話のかけ方やら、SIMの有効期限やら……。このSIMは、プランの期間終了後も6ヶ月間は生きていて、その間にリチャージをすればまた使えるようになるとのことでした。
さて、重要なのはデータ通信の設定ですよね。
APN: “INTERNET” または “TWM” のどちらも可
User: なし
Pasword: なし
と設定すれば、すぐに使えるようになります。データ通信の速度は下りがおよそ2Mbps、上りがおよそ0.5Mbpsでした。3G回線ではありますが、十分に使えるスピードではないでしょうか。