【注意】ANA国内線搭乗券が簡素化へ:12月3日から

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ANAが、12月3日から国内線の搭乗券を大幅に簡素化します。「搭乗手続き→保安検査→搭乗」という大きな流れには変化はありませんが、搭乗券が従来のものとは異なりますので、注意が必要です。

現行のANAの搭乗方法では、保安検査場で発券される「搭乗口案内用紙」(ペラペラの感熱レジロール紙)と、搭乗口で発券される「搭乗券」(ピンク色の厚紙)の2枚が1回の搭乗で使われています。

これに対し、12月3日からは、保安検査場で直接「搭乗券」が発券されることになり、「搭乗口案内用紙」は廃止され、また搭乗口での発券も行われなくなります。

さらにややこしいのが、「搭乗券」の紙質です。保安検査場で発券されるようになる新「搭乗券」は、現行の「搭乗口案内用紙」と同じ感熱レジロール紙が使われる予定で、一見しただけでは見分けがつきにくくなります。

ですので、12月3日以降は、新「搭乗券」を現「搭乗口案内用紙」と勘違いし、誤って捨ててしまうということが多発すると危惧されます。

「搭乗券」は、搭乗した証明となるものです。マイルの事後加算の際には、必ず提出が求められる超重要書類です!レシートみたいだからといって、安易に捨てないように気をつけましょう。

詳しくはANAサイトをご覧ください。 »

この変更でANAはピンク色の厚紙の「搭乗券」をまるまる廃止することになり、大幅な経費節減につながります。搭乗券がレジロール紙というのは、東南アジアのLCCなどでは一般的で、ハンドリング的にも何も問題はありません。

しかし、利用者側からすれば、「搭乗券」がペラペラのレシートというのは、何の趣もなく些かがっかりです。以前はANA国内線でも、国際線と同じような厚紙の搭乗券が使われていたんですよね。それが、ピンク色の搭乗券に変更され、さらに今回はレジロール紙に再び変更されます。経費節減の流れではありますが、フライトという非日常を演出する小道具が徐々に失われていく印象も受けます。

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