By Aero Icarus |
羽田空港と関西国際空港に乗り入れを表明している香港エクスプレス航空が、予約受付を開始しました。驚きのお手頃運賃なので、ちょっとご紹介します。
香港エクスプレス航空は、その名の通り香港を拠点とするLCCで、11月7日より羽田、21日から関空への乗り入れを予定しています。これらの路線の具体的な運賃が明らかになりました。
例えば、11月8日の羽田~香港の運賃を調べてみると、98USD!燃油サーチャージと諸税込みで118.9USDと出てきました。約11,700円で香港まで行けてしまいます!11月21日の関空~香港はなんと60USD!トータルでは89.4USD、つまり9,000円弱という激安ぶりです。
また、7日の香港~羽田の運賃は718HKD、トータルで1,055HKD、つまり13,400円程度で帰ってこられちゃいます。21日の香港~関空もお安く、748HKD、コミコミで1,085HKDです。羽田だろうが関空だろうが、25,000円あれば香港まで往復できてしまうのです!安すぎて笑いが出てしまいますね。
年末年始の往復運賃を調べてみました。羽田は最も高くても388USD、関空なら348USDです。4万円を優に切るお値段。繁忙期なのにこんなにお手頃な値段はそうそう見かけません。
ただ一点だけ注意点が。羽田線は運行されるのが夜になります。
UO622便 香港19:05発 羽田翌00:30着
UO623便 羽田01:30発 香港05:25着
深夜のLCCの搭乗は、結構体にこたえそうです。ご利用の際は十分にご留意ください。一方関空線は日中の運航です。
UO686便 香港09:30発 関空13:55着
UO687便 関空14:50発 香港18:15着
こちらは無難なスケジュールですので、幾分使いやすいですね。
関空ではすでにピーチが香港線を飛んでいますが、ピーチの運賃と比べても同程度から1割程度安めで、特に年末年始は圧倒的に安く設定されています。ですので、香港エクスプレスに対向する形でピーチも値下げを行うかもしれません。
また羽田便に関して言えば、香港まで飛ぶLCCがやっと首都圏にも誕生しました。感慨深いです。香港エクスプレスで香港まで行き、そこでレガシーキャリアに乗り継いでヨーロッパに行ったり、あるいはLCCに乗り継いで東南アジアを巡ったりなど、ますます空の旅の選択肢が広がりそうです。
【以下追記】
検索窓の選択肢に東京と大阪がない!
どうやら、トップページの検索窓からは日本発着便の検索ができなくなっているようです。他の都市は問題ないのですが、東京と大阪のみが選択できません。が、ここで諦めるなかれ。
サイト上部の「Book」をクリックしてみてください。すると、次のような黄色いページに遷移します。
ここでは、TokyoやOsakaが問題なく選択できるようになっています。
ちなみに検索してみたところ、まだまだ激安チケットが残っているようです。東京~香港が101USD。
諸税込みでも122.4USDです。当初の値段から3.5USDほど差がありますが、それでもなお激安であることに変わりありません。是非チェックしてみてくださいね。
【追追記】
香港エクスプレス航空の公式サイトでのチケット購入は、追記でご案内した方法でも購入できなくなっていることを確認いたしました。「日本のお客様へ」と題されたページによると、サイトを全面的に日本語に対応すべくアップグレード中ということですので、それが完了するまでまたなければなりません。
なお、エクスペディアで検索すれば、香港エクスプレス航空のチケットも購入できることを確認しております。羽田→香港が14,800円~と、公式サイトの料金よりも1割ほど高めの料金となっていますが、オンラインで購入するには今のところここがベストのようです。