世界遺産アユタヤの遺跡群をレンタサイクルで攻略!

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バンコクから北へおよそ70km。世界遺産の古都アユタヤはバンコクからのエクスカーションに最適の観光地です。今回はアユタヤでレンタサイクルを借り、半日かけて遺跡群を見て回りました。

レンタサイクルの借り方等についてはこちらの記事へ

アユタヤ観光では、自転車やバイクを借りて遺跡をめぐるのが一般的です。ゲストハウス街には観光客向けに自転車やバイクを貸すお店が何軒もありますので、簡単に借りられます。ただ、特に自転車でめぐる場合は、熱中症にならないようこまめに水分補給をするよう心がけましょう。

ワット・プラ・シー・サンペット

3つ並んだ仏塔が印象的な寺院遺跡です。アユタヤ王朝の守護寺院で、アユタヤ遺跡郡のなかでも最も格式があります。しかし、ビルマに侵略された際に破壊しつくされてしまいました。

ワット・マハータート

こちらの寺院もアユタヤを代表する寺院遺跡です。同じくビルマの侵略によって、このような無残な姿になってしまいました。

首を切り落とされた仏像が並んでいます。首を切り落とされたと言っても、仏像は仏像。地元にとっては大切なものですので、仏像の後ろから顔を出しての写真撮影など、悪ふざけは決して行なってはいけません。

木の根に周りを覆われてしまった仏像の頭部です。アユタヤで最も人気のあるスポットです。仏像と共に写真撮影をすることもできますが、自分の頭が仏像の頭より下になるように気をつけましょう。仏像より高い位置で写真をとるのはタブーとされています。身をかがめて写真を撮ってください。

ワット・ラーチャブーラナ

巨大な白い仏塔が印象的な寺院遺跡。ワット・マハータートの隣に位置しています。

昔の栄華を思い起こさせる、神秘的な雰囲気に包まれています。

アユタヤにはいたるところに野良犬(飼い犬なのかもしれないが、放し飼い)がいます。観光客に離れているのでおとなしいのですが、無闇にちょっかいを出して噛まれたりしないように気をつけてください。

ワット・プラ・ラーム

こちらも寺院遺跡も大規模です。かなり広いので、見て回るだけで疲れてしまいますが、それだけ見応えもあります。

ワット・ローカヤースッター

アユタヤ遺跡群の西の端に、巨大な涅槃仏が横たわっています。現在あるものは、1956年に復元されたものですが、地元の人の信仰を集めています。

涅槃仏に行こうとして道に迷ってしまったのですが、地元の女の子2人が案内してくれました。私が日本人だとわかると、「Canon、Canon」と言って、Canonの社員証を見せてくれました。どうやら、Canonのアユタヤ工場の社員だったようです。日本企業が日泰友好に果たす役割は大きいなと感心しました。

ちなみに、世界遺産の横ではサッカーをやっていました。おいおい、大丈夫かよ。自由だなぁ。

【アクセス】
アユタヤはバンコクから100kmほど離れていますので、移動に時間がかかります。そのため、最も簡単な方法は、現地オプショナルツアーの利用になります。クーラーの効いた快適なバスで巡ることができるうえ、日本語のガイドもついており、ホテルまで迎えに来てくれるプランもあるので利用する価値は大です。

自力で行ってみたい方は、鉄道、バス、ロット・トゥー(ミニバス)、タクシーなどの利用が可能です。

鉄道は、バンコクのフアランポーン駅から約2時間。注意としては、1等車を利用することをおすすめします。2等車は地方からの人の乗車も多く、旅行客は完全にアウェイな雰囲気です(治安的な意味でも)。

バスはバンコク北ターミナルから、ロット・トゥー(ミニバス)は戦勝記念塔から出ています。タクシーは、運転手と交渉し、1日貸切にしたほうがいいでしょう。